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中森明夫

(読書)
なかもりあきお

コラムニスト・編集者。1960年三重県生まれ。
1982年、エンドウユイチ(現・遠藤諭)らとともに『東京おとなクラブ』を創刊、発行人を務める。
1983年には『漫画ブリッコ』誌において、差別的な意味で「おたく」と命名したといわれる連載「おたくの研究」を開始。これに対し同誌編集長だった大塚英志から批判され、連載は中止される。その後、1989年の連続幼女誘拐殺人事件を機に再会した両者は、対談集『Mの世代 ぼくらとミヤザキ君』(太田出版)を刊行した。「おたく」の語が一般化したのもちょうどこの時期である。
1985年、田口賢司・野々村文宏とともに「新人類3人組」として脚光を浴び(3人での共著に『週刊本28 卒業 Kyon2に向かって』朝日出版社刊がある)、以後この世代を代表するコラムニストとして活躍するようになる。90年代には『週刊SPA!』誌上で「ニュースな女たち」と「中森文化新聞」を連載。後者からは『完全自殺マニュアル』の鶴見済、特殊歌人の枡野浩一などが輩出された。
単独著書には『宝島』での連載をまとめた『東京トンガリキッズ』(JICC出版局、1987年/角川文庫、2004年)をはじめ、『オシャレ泥棒』(マガジンハウス、1988年)、『瞳に星な女たち』(太田出版、1993年)がある。また後藤久美子の『ゴクミ語録』(角川文庫、1987年)のリライトといった隠れた仕事も特筆される。
2007年には、デビュー以来25年のあいだに各誌に発表してきたアイドル論をまとめた『アイドルにっぽん』(新潮社)と、「ニュースな女たち」のコラムから100本を精選した『女の読み方』(朝日新書)を上梓した。

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