唯識派と密教が登場し、インド仏教は次第に衰退していった。唯識派は心の働きを8つの識で説明し、阿頼耶識を根本とした。密教は呪術的要素を取り入れ、インドの神々を仏教に取り込んだ。仏教とヒンドゥー教の区別がつきにくくなり、北インドの分裂と南下によりヒンドゥー教が優勢になった。イスラームのインド侵入が仏教衰退の止めとなった。現在はわずかに仏教徒が残るのみである。 The Yogacara school and Esoteric Buddhism emerged, and Indian Buddhism gradually declined. The Yogacara school explained …