俳優、プロデューサー、監督
1946年に映画界入り。1947年『銀嶺の果て』でデビュー。1948年、黒澤明の『酔いどれ天使』主演し、1965年の『赤ひげ』まで黒澤明作品の主要俳優として活躍。 1962年、三船プロを設立。数々の映画を製作すると同時に、自らも監督作を発表。また、外国映画にも数多く出演した。1986年に紫綬褒章を受賞。
朝ドラ NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第25週「ズキズキするわ」(第117~121話)の予告が放送、 女優の吉柳咲良が演じる若手歌手、水城アユミが登場。 スズ子(笠置シヅ子)の大ファン、そのモデル美空ひばりを微妙にずらした設定で、世代交代での終幕に、あと二週。 「東京ブギウギ リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク (作詞:鈴木 勝 作曲:服部 良一) 心ズキズキが、戦後の日本の人々の心を表しているのですね。 で、ワクワク、なわけです。 どん底、あとは這い上がるだけ、の強さです。 ◯ブギの女王 「東京5人男」という1945年につくられた映画には、東京の焼け跡が写っています。 GHQ指導に従って…
ネットやYouTubeなどで紹介される 現代でも通用する日本の昔の美女 そんなのを見ていると 「明治の日本の美女」と紹介されている、 この女性の写真があった。 確かに、綺麗な女性だなぁと思って調べると 昭和の女性じゃないか。 ネット記事に騙されるところでした。 昭和8年(1933年)生まれ。 この写真の時は、19歳だそうです。 名前は「柴田洋子」さん。 ネットで検索すると、こんな写真が見つかりました。 正面から見ても綺麗ですね。 横顔美人って人がいて、 正面から見ると「残念」って、女性もいらっしゃるので.... 7歳から大曲高等女学校卒業までの 11年間東京ユニークバレエ団に入門。 18歳で秋…
黒澤監督+三船敏郎を再び。タイトルは知っていたけれどきちんと観たことがなかったので。アマプラで鑑賞しました。 「天国と地獄」 Amazon.co.jp 製靴会社の役員権藤(三船敏郎)は、自分の息子と間違えられて運転手の息子が誘拐された事を知る。身代金は3000万円。しかし権藤の手元にある大金は、社内の実権を握るべく自社株を買い占める為自宅を抵当にして用立てたものであり、これを使えば地位も財産も全て失うことになる。苦悩の末、犯人の要求通りに金を渡すことを決意した権藤は、犯人の指示通りに金を受け渡し運転手の子供は無事に解放されたものの、身代金と共に犯人は逃走してしまう。 エド・マクベインの小説が原…
アラン・ドロンに関するニュース記事を読んだ。 フランスの検察当局は27日、 フランス中部ドゥシーモンコルボンにある俳優アラン・ドロンさん(88)の自宅から、 銃72丁を押収したと明らかにした。 この記事の「補足コメント」として この「お方」が、コメントをされていました。 ↓ 肩書が、とっても凄い。素敵。 今井佐緒里 フランス・パリ在住 欧州/EU・国際関係の研究者 ジャーナリスト、編集者、作家 ↑ もう、尊敬しかない。 彼はいわゆるフランス人好みの美男タイプではなく 人気が爆発したのは米国だった。 と書いている。 この女性は、いったい何歳なのであろうか。 アラン・ドロンは、日本でだけ、 人気に…
こんにちは。天国も見たことないし、地獄も見たことがないサトーです。できればこのまま見たくないですね。さいきん見た映画の感想です。 ストーリー 天国と地獄 三船敏郎 Amazon 靴をつくる会社の重役である権藤。彼は高台の立派な家に住み、妻と子どもと暮らしています。ある日、「お前の子どもを誘拐した。金を払え」と電話がかかってきます。ところが、誘拐されたはずの権藤の子どもが帰ってきました。実は、さらわれたのは権藤の運転手、青木の子どもだったのです。犯人は間違えて誘拐したにもかかわらず、それでも「お前が金を払え」と権藤に要求してきます。他人の子どもの命がかかっている状況で、権藤はどんな決断を下すので…
三船敏郎、カッコいいですね。過去にいろいろ観たけれどまだ観ていない本作を観たいが為にアマプラで東宝名画座チャンネルに登録(すぐ解約)した私。そんな訳でアマプラで。 「蜘蛛巣城」 Amazon.co.jp 謀反を起こした敵を討ち城主の危機を救った武時(三船敏郎)と義明(千秋実)は、帰城途中に出会った老婆からやがて城主となる予言を聞く。一笑に伏すも予言の一部が君主より命じられた事を受け、妻の浅茅(山田五十鈴)から謀反をそそのかされ、結局君主を殺害してしまう。 シェークスピアのマクベスを下敷きに黒澤監督が書き上げたストーリー。しかし原案にある出世欲や嫉妬や疑心暗鬼などの感情は抑えられ、「殺られる前に…
1954年の日本映画「七人の侍」 アメリカ人が拍手を送った「七人の侍」 三船敏郎さんを誤解していた 懐かしい役者さんたちが勢ぞろいしていた「七人の侍」 女性の生き方、せりふもかっこよかった アメリカ人が拍手を送った「七人の侍」 先日、やっとやっと、日本映画の金字塔といわれる「七人の侍」を見終えた。 じつは私、この映画を観たのは初めてだったのだ。 夫ちゃんからは 「えーーーー!! 見たことないの!!」 といつも呆れられていたのだが。 彼はアメリカに出張したおり、日本でいう名画座みたいなところでこの映画を観たそうだが、映画が終わったとき、アメリカ人観客が全員立ち上がって、スタンディングオベーション…
もしかしたら、今の時代に合ってる映画、なのかな? youtu.be
平安時代劇シリーズ第3弾はあの「羅生門」! おおまかなストーリー 映画の感想 ➀ヨーロッパの古典映画の香りがする? ②三船敏郎さんの野性味あふれる独特の演技に目を見張る ③新しい発見!土砂降りは効果的な演出! ④新たな発見!まさに今の時代にピッタリ! この映画のエピソード ➀原作は芥川龍之介の「藪の中」と「羅生門」 ②ヴェネツィア国際映画祭受賞には影の立役者が! ③そのほかにも立役者が…! この映画にはまだまだエピソードがいっぱい! 平安時代劇シリーズ第3弾はあの「羅生門」! 市川雷蔵さん主演の「新・平家物語」(1955年) 「新源氏物語」(1961年)に続く 平安時代劇映画紹介シリーズ第3弾…
戦国無頼 1952年 日本東宝 ○あらすじ 「天正元年、織田信長の大軍に包囲されて、浅井長政の小谷城が陥ちたとき、その家臣で風雲の志をもった佐々木疾風之介、立花十郎太、鏡弥平次の三人の武士には、異った運命が待っていた。十郎太は疾風之介の恋人加乃を托されて信濃におち、二君に仕えずの気持から討死を覚悟で敵陣へ斬り込んだ疾風之介も弥平次も離れ離れなってしまった。疾風は深傷を負って倒れているのを野武士の藤十の娘おりょうに助けられた。おりょうは疾風に想いを寄せ、その小屋へ忍んで行った。これを知って斬りかかった藤十を疾風は心ならずも刺して逃げた。弥平次も生き永らえて海賊になっていたが、ある日子分の連れて来…
歌志内市郷土館ゆめつむぎを見学してきたよ。 入口。 入館料は無料とある。 随分前に来た時は有料だったような・・・。 と思ってたら令和4年から無料となった様子。 受付ではコロナ対策の記名を求められて必要事項を記載後 中に入って行く。 最初にあったのは歌志内の沿革。 炭鉱開発と共に街が発展していき閉山。 そしてその後へと歴史が綴られている。 ちなみに歌志内市は全国一小さな市として知られており、 2024年2月末日現在で人口が2,664人となっている。 人口のピークは1948(昭和23)年の46,171人で 1958(昭和33)年に市制施行されている。 まずは炭鉱の様子の展示を見ていく。 これは石炭…
2004年7月5日第1刷 目次 割りの悪い仕事-まえがきにかえて 第1章 早熟な都会のお坊ちゃん 第2章 鬼の今平 第3章 常民を撮る、神を撮る 第4章 創造の曠野へ 今村昌平・全作品リスト 親父の横顔―息子から見た今村昌平(天願大介) ・大正15年9月15日、耳鼻咽喉科を開業していた父と母竹節の末っ子として生まれた。小学校は東京府女子師範(現東京学芸大学)の附属に入り、東京高等師範(現筑波大学)附属中学、桐生高等工業学校(現群馬大学工学部)へ進んだ。戯曲を書き始めたのはこの頃。終戦後、早稲田の文学部に入り芝居に夢中になった。三船敏郎が登場する映画「酔いどれ天使」を見て感動して映画監督になるこ…
◎病棟日誌 悲喜交々 3/14 「無法松の一生」 朝、検量に行くと、例によって担当が介護士のバーサン。 「阪東妻三郎です」 「うーん。忘れた」 まじかあ。 「阪妻はほれ。田村高廣さんや正和さんの父親で」 『無法松の一生』を全国区の物語に押し上げたのは、阪妻の力によるものだ。阪妻映画の『無法松の一生』は、大学生くらいの時に観たが良い映画だった。九州の小倉が舞台で、トーホグの人間には別世界だった。 息子の高廣さんも舞台で演じたが、これがすこぶる良くて、小学生の当方は舞台中継を観て泣いた。さすがに阪妻の最盛期のことは知らない。そもそも映画は戦前のものだし。 この後、十幾人も松五郎を演じたが、やはり阪…
中平康 女の渦と淵と流れ 吉田喜重 秋津温泉、水で書かれた物語 五所平之助 雲がちぎれる時 中川信夫 姿三四郎 などの良質なマザコン 御曹司文學青年もの あと泉鏡花原作でいうと 白鷺 衣笠貞之助。だし 村上春樹原作の トニー滝谷 市川準。 ああ爆弾 岡本喜八 羅生門 黒澤明 なども思いだした おそらく学徒出陣の文學青年としての鈴木清順は、ピーターグリナウェイとか現代アートっぽい絵にしないように無声映画っぽい雰囲気というかエロや笑いをバランスよく被せていった為に逆にアートっぽくなってしまった。みたいな感じもした。これをみると、むしろ黒澤の羅生門の後半の京マチ子と森雅之と三船敏郎のソリッドなフリー…
3日連続で5時起き、久しぶりに6時半まで寝た。 昨晩はぼっちキャンプを見ながら寝落ちしていた。 朝風呂。 まんぷくも3日間見れなかったことになるが、たいして進んでいなかった。 電子レンジで温めてセコマの親子丼とゴボウサラダを食べる。 ブギウギにて取調室でカツ丼を食べるシーンが出てきた。 9時半まで打ち合わせの資料作成。 部屋を出る。 木曜なので終日、客先で打ち合わせの日。 そのうち夕方の分が昼休みに移動して 10:30-14:00 までぶっ通し。 終わってホテルに戻ってもう一本。 そのメモなど作成して16時まで仕事をしてこの日は終わり。 一連の札幌出張の最後は「サッポロビール園」でジンギスカン…
この記事は、2006年4月7日から2009年9月25日の3年半、日本テレビ系列で毎週金曜日の23:00 - 23:30に放送された番組「未来創造堂」の情報をまとめたものです。「未来創造堂」とは、その人のコダワリを紹介するというバラエティ番組であり、コダワリから大発明をした偉人を紹介するドキュメンタリー番組でもありました。seesaaブログから、はてなに記事を移し、その当時を振り返った感想を書いています。 今回は第121回~第130回で放映された偉人をまとめました。 バレーボールの未来を切り拓いた男 仲田 國市 西洋料理の未来を切り拓いた男 村上 信夫 ペンギン飼育の未来を切り拓いた男 古賀 忠…
2024年3月2日土曜日 9時30分京王線仙川駅に初下車。 調布市にある仙川駅前のこじんまりしたロータリーを右沿いに歩くと商店街を抜けてしばらく歩くと都立神代高校に着く。 神代高校は1960年代にハンドボールが強く、東京の大会で1位か2位の強豪であった。 テレビドラマの竜雷太が熱血先生を演じた青春ドラマの撮影現場だったと兄から聞かされた。 神代高校のグランドに立つ。 グランド一面にハンドボールが独占し、当時の名残が偲ばれる。 兄もここで3年間泥んこになって練習したと思うと胸にこみ上げるものがきた。 神代高校から世田谷区の祖師ヶ谷方面に歩く。 閑静な佇まいの通りを気持ちよく歩くと、なにやら学生の…
みなさん。こんにちは。cloud141です。 ヨセフピタウ神父の講演会を1度だけ拝聴したことがあります。バチカンの教育相を 75歳で定年退職しその後再来日して、大船教会などに滞在していました。ちょうど白百合女子大の調布の施設で講演会があると聞いたので、どんな人か見てみたいと思って出かけて行きました。お話はラテン語なんて難しくて勉強しても使うことがないなどと話していました。印象としては170センチぐらいの背が低い人でしたが、声が野太くて威厳のある人でした。黒沢映画に出てくる三船敏郎みたいで草食男子の多いカトリックの神父さんにしては異色な存在だと思いました。若くして栄光学園の教員をしたり、ハーバー…
黒澤作品は、高校の時好きで何本か見て以来。 戦場遅参のため戦利品を獲り損ねた間抜けな農民2人が、ひょんなことから隠し砦とそこに隠された軍用金の延べ棒、また敵軍から隠れて姿をやつした家老六郎太(三船敏郎)と雪姫に出会う。六郎太は敵軍からの包囲脱出のために2人を利用しようとするが、彼らの保身と強欲のために時に振り回されつつ逃避行を企てる、ドタバタ色込みの中世時代劇。 これこそ「大衆映画の王道」という映画を見せてもらった。 映画内の火祭りの迫力に圧倒された。映画のためにここまでやるのか、と。 とにかく中世のリアリティ再現にこだわっている。 デジャビュがすごいと思ったら、背景や動きのシーンの再現が、大…
THE TED TIMES 2024-08「日本映画大学」 2/21 編集長 大沢達男 日本映画大学の卒業制作を観て、天国から今村昌平先生の声が届きました。 「映画技術の天才(まあ職人かな)はいたかもしれないが・・・映画製作の不良はいなかったね」 1、不良で天才 「俳優というのは不良だ」 「不良が映画の世界では主役を演ずるから面白いんだよ」。 「三船敏郎という役者は当時の不良。その不良を黒澤明監督が連れてきて映画で主役に使った、だから面白いんだ」 「最近の不良では、・・・女優とトラブルを起こしている長渕剛というのがいるらしいが、奴が面白そうだ」 「監督は?」 「・・・監督は・・・不良で、天才!…
若い頃はよく映画館に通った。 最近は、昭和の映画をテレビでも放映される。 何度みても飽きない好きな邦画 ・天国と地獄(三船敏郎主演の誘拐映画) ・砂の器(音楽も良かった) ・飢餓海峡(青森の寂しい津軽海峡が印象的) ・帝銀事件(史上に残る大量殺人実話) ・警視庁物語(東映 刑事ものシリーズ) ・白い巨塔(大映 医療もの) ・陸軍中野学校(大映 日本陸軍スパイ映画) ・17歳は一度だけ(ロケ地 昭和の秋田市内、秋田工業高校校舎)TV放映、DVDなし ・忠臣蔵・赤穂浪士など(東映・大映)
全4項目 ●代表作 ●「ホイチョイ的映画生活〜この一本」より16本 ●「BRUTUS(ブルータス)」1993年1月1日号「マイ・カルトムービー101」より1本 ●世界文化社「こんなビデオが面白い 洋画編」より3本 「用心棒(黒澤明)」より 全4項目 ●代表作 漫画「沈黙の艦隊」、 「ジパング」、 「空母いぶき」等 漫画家として活躍する かわぐちかいじ が影響を受けた・好きな映画。 ●「ホイチョイ的映画生活〜この一本」より16本 ※馬場康夫との対談 ・「【大映映画】漫画『沈黙の艦隊』作者・かわぐちかいじが語る"大映時代劇映画"の魅力とは」より14本 | ・「沈黙の艦隊」講談社(モーニングKC)単…
Féminin:しばらく放置プレイされてましたわね…。 Masculin:…えっ、いやそんなつもりは。しょうもない時事ネタばかりでお姉様のお出ましをお願いするまでもないと…そう、この「御用金」、以前おすすめしたでしょう? F:またごまかして…うん、確かに面白かったわ、スペクタクル時代劇としてはね…フジテレビの映画制作第一作だったですってね。役者さんの顔ぶれも豪華だし…そうこれでしょ、三船敏郎さんが降板して一時は制作中止になりかかったとか。 M:そうなんですよ。極寒の下北半島のロケ先の旅館でオフタイムに酒を酌み交わしていた三船と仲代達矢のご両人が些細な言い合いから旅館中を駆け巡る本格的なバトルに…
原節子と三船敏郎共演のラブコメディ。銀座の宝石商の前で似顔絵描きをしているユキと靴磨きの少年三人組は、ひょんなことから偽ダイヤを本物と取り違える騒動に巻き込まれる。銀座周辺にロケした実景や、開閉する勝鬨橋の様子など、当時の東京の風景は超貴重。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:原節子/三船敏郎/杉葉子/小泉博/増渕一夫/藤間紫/清川虹子/森繁久彌/十朱久雄 イミテーションダイヤを作っている三船敏郎、宝石店前では愉快な靴磨き三人組と、似顔絵描きの原節子。仲良くなったものの、面々は、森繁社長の偽宝石騒ぎに巻き込まれる。 と、いうのも愛人にねだられた五十万円のダイヤの指…