ラルフ・ブライアント
プロ野球選手。
右投左打、ポジションは外野手・指名打者。背番号は16番。
1961年5月20日、米国ジョージア州生まれ。
エイブラハムボールドウィン農大から1981年、ドラフト1位でロサンゼルス・ドジャースに入団。
1985年にメジャー昇格し、1987年までの間に79試合出場、8本塁打を記録。
1988年、中日ドラゴンズへ入団。しかし郭源治・ゲーリー・レーシッチの存在により外国人登録枠制限のため一軍出場はなかった。
同年8月、リチャード・デービスが大麻所持で逮捕・退団。その影響で近鉄バファローズへ移籍。
移籍後、74試合で34本塁打を放ち、3番指名打者に定着。以降、いてまえ打線の主砲としてバファローズを支えた。
また、仮面ライダーV3の主題歌を元にした応援歌は印象に残る。
1989年には49本塁打を放って本塁打王になり、パ・リーグ優勝に貢献するとともにシーズンMVPにも輝いた。同年10月16日のダブルヘッダー4連発は、今でも語り草になっている。
1990年6月6日の日本ハム・ファイターズ戦で、東京ドームの天井から吊されているスピーカーに打球を当て、ローカルルールで本塁打となった*1。
同年、246試合目で通算100号本塁打を達成。シーズン198三振の日本記録も樹立。
1993年には42本塁打、107打点で二冠王になり、シーズンの三振記録を204に更新。
1994年にも本塁打に輝く。
1995年に打率1割台の不振に陥り、シーズン中の怪我もあり同年退団。
バファローズ史上最高の外国人に数えられる。
退団後は米国で本屋を営む。また、マスターズリーグ・大阪ロマンズの選手としても活躍。
2005年、恩師仰木彬監督率いるオリックス・バファローズの打撃コーチに就任。
同年、退団。
通算記録
打率.261、259本塁打、641打点、778安打
タイトル
本塁打王3回（1989・1993・1994）打点王1回（1993）三振王5回（1989・1990・1992〜1994）ベストナイン3回(1989・1993・1994）
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