ユーカリが丘線は、京成電鉄本線ユーカリが丘駅と、ユーカリが丘ニュータウン(千葉県佐倉市)を結び、ユーカリが丘ニュータウンの開発事業者である山万が運営する新交通システム。
ユーカリが丘ニュータウンの公共交通アクセスは計画当初、京成電鉄本線の志津駅または京成臼井駅からバスによる輸送が考えられていたが、道路事情の問題等から軌道系公共交通システムを整備する方針に変更。京成電鉄本線志津〜京成臼井間のほぼ中間に請願駅方式による新駅(現在のユーカリが丘駅)を建設するとともに、新駅を起点にニュータウンを周回する新交通システムを建設することになった。その後、1978年に地方鉄道敷設免許を取得して事業着手した。
1982年11月2日 ユーカリが丘〜女子大間2.7kmが開業。
1983年9月22日 女子大〜公園間1.4kmが開業し、全線開業した。
テニスのラケット状の線形が特徴で、列車は反時計回りの一方向で運転され、逆方向の運転は行われない。基本システムは日本車輌が開発した中央案内軌条式のVONAを採用。
種別:第一種鉄道事業
種類:案内軌条式鉄道
軌間:中央案内軌条式
動力:電気(750V)
区間:ユーカリが丘〜女子大〜公園
距離:4.1km
単複:単線