ダンス、かつバレエのジャンルの一つ。
ダンス・アカデミック(クラシック・バレエによって整備体系づけられた舞踊の技術)に基づいて、かつモダン・ダンスの要素を取り込んだもの。
「モダン(・バレエ)作品」「新作」と呼ばれるものには、「白鳥の湖」や「コッペリア」といったクラシック・バレエ作品を音楽やストーリーの基本モチーフを使用しつつ現代風に翻案したものもあれば、ジャズやロックなどを楽曲と使用する全くの新作もあり、その示す範囲は広い。
イサドラ・ダンカンによって始められたモダン・ダンスは、バレエにも大きな影響を与え、バレエ・リュスのミハイル・フォーキンもその影響を受けたといわれる。
また、ニジンスキーは『牧神の午後』『春の祭典』など、クラシック音楽を題材にした、非クラシック的なバレエ作品を作った。
そのエッセンスを受け継いだコリオグラファーとして、モーリス・ベジャールがあげられる。