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ミッシェル・カミロ

(音楽)
みっしぇるかみろ

Michel Camilo, 1954年4月4日 - )
ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のジャズ・ピアニストで作曲家。ラテン・ジャズを基調としたミュージシャンで、その卓越した技術(超絶技巧)は大きく評価され、ヴィルトゥオーソ(巨匠)と呼ぶに相応しい演奏をしている。

バイオグラフィ

音楽一家の元に育ち、親からもらったアコーディオンを弾き始める。祖父の影響でピアノも習い始め、エリラ・メナ国立初等音楽院(国立音楽院初等科)とドミニカ共和国国立音楽院に13年間通う。1979年にニューヨークに移り、ジュリアード音楽院で学ぶ。1983年にティト・プエンテと共演。

1985年にカーネギー・ホールにトリオで出演し、スターダムに伸し上る。ファースト・アルバムWhy Not?を日本のキング・レコードより発表。1988年にソニーに移り、セルフ・タイトルをリリース、ベストセラーを記録する。

2000年にはフラメンコギタリスト、トマティートとの共作Spainを発表、このアルバムはグラミー賞ラテン部門を勝ち取っている。アルバムタイトル"Spainスペイン)"はチック・コリアのカバーで、ラテンナンバーのスタンダード"Bésame Mucho"もカバーしている。2006年にこの後続アルバムに当たるSpain Againも発表。このアルバムではタンゴ界の巨匠、ピアソラの"Libertango"等3曲をトリビュートしている。2002年以降はテラークに長らく在籍。2009年にはビッグ・バンドとの共演アルバムCaribeを発表している。

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