言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか? 作者:ビオリカ・マリアン,今井 むつみ,桜田 直美 KADOKAWA Amazon 職場の語学好きの若手(⇒)が紹介してくれた本です。350ページほどの分厚い内容ですが、一気に読みました。 簡単に言えば、モノリンガルと比較したマルチリンガルの脳の働きの違い(知能、行動心理学的な優位性など)を説く本です。 論文引用も多く、統計的に優位か、あくまで推測か見込かもしっかり語られ、トンデモにならないようにはなっており、著者の知的誠実さを感じます。 全体的には、語学学習する方を勇気づける構成になっていると思います(モノリンガルに罪…