イギリスの演出・振付家。 代表作として、舞台を現代イギリスに置き換え、男性舞踊種が白鳥を踊る「白鳥の湖(SWAN LAKE)」*1。カルメンを男性に、舞台を現代アメリカ置き換えた「ザ・カーマン(The CARMAN)」などがある。
かつては自身が率いるAMP(アドベンチャーズ・イン・モーションピクチャーズ)で前述の作品などを発表していたが、現在はニュー・アドベンチャーズという形で「白鳥の湖」などの作品を上演している。
*1:映画「リトル・ダンサー」に使われたことでも有名
さて。 円安&没落の日本の影響(あと、ロシアの戦争)が、ついに海外バレエ団招聘にも影を落とすのか…と思う今シーズン。 今のところめぼしい?バレエ公演がありません。 …という根拠不明の理由により、渋々?マシュー・ボーンの「ロミオとジュリエット」の公演に出かけてみました。 ボーンは「シンデレラ」以来6年ぶり。 もはや誰がスターとかあまり関係ないので、とにかくボーンの舞台としてみる。 …とはいえ、チケット買う前にキャスト表は出してほしいなぁ… みる前に、だいたい設定を確認しておく。 慌ただしく日曜の渋谷に行くことになったので、時間が全然なくて(12時開演というのは、地方在住者にとってとても中途半端)…
亀ちゃんゲスト回、今夜です。 「今週は話題の舞台「デカローグ1-10」すべてのエピソードにご出演の亀田佳明さんをお迎えします。」司会は中井智彦さんWelcome To The Theater Radio! supported by ステージぴあを聴く | radiko(ラジコ) | ラジオがスマホ・PCで聴ける radiko.jp 『デカローグ』から亀田佳明さん❤️ 演劇舞台をより楽しむ為の25分間! 司会の中井智彦さん https://x.com/nakaitomohiko/status/1774602586118844918?s=46 矯正施設の中で育まれる純愛マシュー・ボーンの「ロミオ+…
まずはChat GPTさんの答えから… マシュー・ボーンのバレエ作品は、いくつかの特徴的な要素で高く評価されています。これらの特徴を他の演出家と比較してみましょう。 革新的な解釈と演出: マシュー・ボーンは、伝統的なバレエの物語を大胆に再解釈し、現代的なテーマや要素を取り入れます。例えば、彼の「白鳥の湖」では、通常女性が演じる白鳥を男性ダンサーが演じるという斬新なアプローチを取りました。このような革新性は、伝統的なバレエ演出家とは一線を画しています。 ジェンダーの役割と表現の再定義: 伝統的なバレエではしばしば固定されたジェンダーの役割が見られますが、ボーンの作品ではこれらの境界を曖昧にし、ジ…
マシュー・ボーン振付、2020年上演。WOWOW放送。 祝『レイディマクベス』制作、アダム・クーパー出演ということで。2年くらい前に上映された作品ですが、クーパーが出演した『赤い靴』の感想です。 多分『レイディマクベス』クーパー出演のニュースに沸いた方は『赤い靴』も観ていらっしゃる気がするものの、『赤い靴』でのクーパーは、ディアギレフがモデルとされるレルモントフ役。醜くないオペラ座の怪人のようでもあります。帝王然としつつも、自分のもとを去ったミューズのヴィクトリアを諦められず苦悶するクーパーが観られます。未見の方はこの機会にいかがでしょうか。 愛か芸術か、とか、踊ることが憧れでも呪縛でもある『…
配信されたマシュー・ボーンの『ロミオとジュリエット』を観ました。ボーン作品の、通常版からの引用とずらし的なところがとても好きなので、この作品も興味深く観ました。 trailerです。 www.youtube.com 管理施設の『ロミオとジュリエット』 原作とはかなり違っており、最も異なっているのが家同士の敵対関係という背景がないことで、ロミオとジュリエットが抑圧され恋愛が許されない施設内にいる設定にされています。近未来設定というものの、施設の抑圧状況が酷いのでむしろ前時代的な『カッコーの巣の上で』のような雰囲気もあります。 madamefigaro.jp ボーンやダンサーへのインタビューをNe…
鑑賞日:2021年12月28日(火) 映画館:ワンダーアティックシネマ(1,200円) パンフ:購入(880円) eiga.com 以下ネタバレあり
映画情報 2021年制作 時間:131分 製作国:アメリカ 原題:The King's Man PG12:銃器・刀剣による殺傷・出血の描写がみられるため(映倫から引用) 監督マシュー・ボーン 出演レイフ・ファインズ/オーランド・オックスフォード公ハリス・ディキンソン/コンラッド・オックスフォードジャイモン・フンスー/ショーラジェマ・アータートン/ポリー・ワトキンズリス・エバンス/グリゴリー・ラスプーチンマシュー・グード/モートンダニエル・ブリュール/エリック・ヤン・ハヌッセンアーロン・テイラー=ジョンソン/アーチー・リードトム・ホランダー/イギリス国王ジョージ5世/ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世/…
キングスマン:ゴールデン・サークル【140分】 映画情報 2017年制作 時間:140分 製作国:イギリス 原題:Kingsman: The Golden Circle PG12:簡潔な殺傷、薬物使用の描写がみられるため(映倫から引用) 監督マシュー・ボーン 出演コリン・ファース/ハリージュリアン・ムーア/ポピータロン・エガートン/エグジーマーク・ストロング/マーリンハル・ベリー/ジンジャーチャニング・テイタム/テキーラジェフ・ブリッジス/シャンパンソフィー・クックソン/ロキシーペドロ・パスカル/ウイスキー あらすじ ”キングスマン”組織の本部を破壊されたヒーローたちが、全世界に影響を及ぼす危…
キングスマン【129分】 映画情報 2014年制作 時間:129分 製作国:イギリス 原題:Kingsman: The Secret Service R15+:刺激の強い銃器、刀剣による殺傷、肉体損壊の描写がみられるため(映倫から引用) 監督マシュー・ボーン 出演コリン・ファース/ハリー・ハート ガラハッドマイケル・ケイン/アーサータロン・エガートン/エグジーマーク・ストロングマーリンマーク・ストロングソフィア・ブテラ/ガゼルソフィー・クックソン/ロキシーエドワード・ホルクロフト/チャーリーサミュエル・L・ジャクソン/リッチモンド・ヴァレンタイン あらすじ ある天才IT富豪が、世界中に影響を及…
『ル・ソンジュ(Le Songe)』は、ジャン・クリストフ・マイヨー振付の『夏の夜の夢』です。先日放送されたモナコ公国モンテカルロ・バレエのマイヨーの『じゃじゃ馬ならし』の、一寸微妙な感想記事のなかで、こちらと『ラ・ベル(La Belle)』に言及しました。最近配信・放送されたものではないのですが、マイヨーのこの2本はむしろ推しなので、補完みたいな気持ちです。最後にマシュー・ボーンの『眠れる森の美女』の話と動画を少し入れています。ボーンのものだけ読む方はここをクリックして下さい。 baraoushakes.hatenablog.com 『ル・ソンジュ(Le Songe)』 Trailerでだい…
こんばんは、茅野です。 春というか最早夏日が来た! と思ったら、ここ一週間は冷え込むとの由。どうなっているんだ。皆様、お体にお気を付けください。 さて、今回はレビュー記事。先日はマシュー・ボーン振付版バレエ『ロミオとジュリエット』にお邪魔しました。4月19日マチネの回で御座います。 ↑ サイトの作りとかがもう普段のバレエ公演とは全然違うよね(後述)。 わたしはご承知の通り近代(1789-1914辺り)のオタクですから、普段は現代ものは観ないのですが、今回は席を譲って頂きまして……。ありがとうございます! こう、自分では選ばないような演目を融通して貰えるととても有難いですよね。 現代ものに慣れぬ…
最近、集中力がないし、感動することが少なくなってきてしまった気がします。いや、感動するシーンも多いし、語りたいな・共有したいなと思うことも少なくはないのですが、言語化することの無意味さというか、感情を言葉にする際に理性を通すことで、ちょっと陳腐化するというか…「マシュー・ボーンのロミオとジュリエット」を観に行ったり、絵画の展覧会に行く機会あったり、ちょっと違うけどラグビーを久しぶりにやったり…五感を使って吸収し感じた当時の自分の感情はぐじゃぐじゃにあるのだけれど、言葉に整理して出す際にノッてこないし、そもそも言葉が出てこないのです。ちょっと前にヴィトゲンシュタインにいのちを救われたという哲学科…
のんちゃん もちゃもちゃ喋る。もちゃもちゃ走る。ほっぺにチューしてくれる。「ママだいすきちゃん♡」って言ってくれる。顔が私に似ている。 かわいい。本当にかわいい。かわいすぎ。何なんだこの生き物は!?!?って毎日感動する。ずっとこのままの姿で存在しててくれって思う一方、早く成人してくれとも思う。自分の時間が無さすぎて狂いそうになる時があるから。 最近寂しかったのは、「シナぷしゅ」を卒業した事。早いなあ。 ムカつくのは、イヤイヤ期のせいなのか、毎日自転車の乗車拒否をする事。 好きな遊びは、私と交互に積み木を積み上げていく事。土台をしっかり作るとかなり高くできるので、単純ながらも面白い。 みんななか…
久しぶりのスポットライト記事プレイリストも春仕様に様変わりしていますその中からお気に入りの曲を3選ウキウキアップテンポの曲が多いです アーガイル挿入歌① Do You Wanna Funk? (feat. Sylvester) by パトリック・カウリー/シルヴェスター先日観た映画「アーガイル」より列車の中の格闘シーンで使われていました1980年代に流行ったエレクトリック・ディスコ時代のヒット曲しかしこの曲、イントロが異常に長い(笑) 令和のヒット曲には「イントロがない」ものが多いそうですねイントロって重要な要素だと思うんだけどなぁお笑いでいうと「つかみ」みたいなイントロ聴くだけで曲の世界にす…
そういえばすっかり書くのを忘れていたけど、先週の月曜日の夜にシネコンに行っていたのだった。「ARGYLLE/アーガイル」。登場人物が勝手に動きだすってあるよね、という話。いやー、なんか面白いのかねこれ?とオッカナビックリで見に行ったのだけど、強烈に面白かった。マシュー・ヴォーンのマスターピースではないかこれ?なんといっても、眠たそうな目でダサい衣装によたよたの体、というどう見ても冴えないオッサンだけど実は優秀なスパイという設定の勝利。アラカンとしてはもう応援せざるを得ない。しかも女性側の主人公も下半身でっぷりであることを隠そうともしないわけ。でも、この二人が荒唐無稽な大暴れをするわけですよ。控…
マシュー・ボーンの『アーガイル』の予告編がすごく面白くて、ブライス・ダラス・ハワードが演じる作家エリー、彼女の書くスパイ小説が予言のように現実の事件が起こる。それで、現実のスパイ組織に追われることになる。 この謎解きがなかなかよくできていて、これをいうといきなりネタバレになるけれども、『ロング・キス・グッドナイト』みたいな流れになる。サミュエル・L・ジャクソンが共通してキャストにいるのもオマージュなのかもしれない。 しかし、『ロング・キス・グッドナイト』の主演は、ジーナ・デイヴィス、彼女はスーパーモデル級の美人。に対して、『アーガイル』のブライス・ダラス・ハワードは、ホントに女流作家体型で、ル…
いらっしゃいませ。 本日はお忙しい中【週末息子と見る映画】に遊びに来て下さり ありがとうございます。 5児の父ジェントル男ことキングスマン08です。 前回のブログでお星さまをくれた方、ブクメ及びコメントを下さった方々… ホントありがとうございます また皆さんのブログにもできるだけ寄らせてもらいますね。 なかなか行けなくて申し訳ありません。 【ゴジラ-1.0】 【君たちはどう生きるか】 アカデミー賞受賞 おめでとうございますぅ!! いやぁ〜ハリウッド映画がストで停滞していたとはいえ まさか、まさか日本映画が視覚効果で ハリウッド映画をブッ飛ばすなんて!! まさに快挙でしたね。 …どちらも観てない…
2024.03.19 初回鑑賞 マシュー・ボーン監督/アメリカ/2024年 めちゃくちゃ楽しめました。いかにもアメリカらしいアクションという感じのはっちゃけ具合で。ブライス・ダラス・ハワードのために観に行ったつもりだったけど普通に物語としても面白かった。結局こういうのがいいんだよなーって思いました。 予告から、てっきり小説家の書いた本の内容が偶々現実と被ってしまうファンタジー的な内容なのかと思ってたら、2転3転するがっつりした脚本のスパイアクションだったのが個人的にはすごく好きなポイントだった。小説家だと思ってたら実は任務中の事故で記憶をなくしたCIAのエージェントで…みたいな裏のあるストーリ…
同じ2,000円出すにしてもお得感ある作品ってありますよね。 面白いのはもちろん、作りが豪華な例えば『アベンジャーズ/インフィニティウォーやエンドゲーム』『タイタニック』など。 でも、『キングスマン』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ボーン監督が手掛けたこのスパイコメディアクションな本作は、大掛かりな豪華さではなく、二転三転四転する極上の脚本と、時には笑いを誘う散りばめられたエピソード/複線の回収のデラックスさです。 ----- スパイ小説でヒットを飛ばしている女流小説家が列車の中で自分がスパイ合戦に巻き込まれる……この予告編があそこまで膨らむか!って、驚きと満足感がたま…
遅い時間に失礼します。 読んでくださりありがとうございます。 皆様、本日もお疲れ様でした🙂 今回は、先日イオンシネマみなとみらいで鑑賞した映画「アーガイル」について感想を書かせて頂きます🎬 タイトルは、主役のエリーの台詞からです。 本編とは無関係ですが、ドコモチューズデーで1100円で観れるのを忘れて、1200円で観てしまいました😅 100円…いやその1万倍ぼったくられてるので、なんのこれしきです💰 ※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。 監督はマシュー・ボーン、主役の小説家エリーにはブライス・ダラス・ハワード、彼女を助けるエイダンにはサム・ロックウェル、エリーが書く小説の主人公…
ランキング参加中映画 ランキング参加中洋画 ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 大阪ステーションシネマで8時55分からの部を鑑賞。私以外に、観客は15人だった。 映画.COMから 「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアクション。 謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。やがて、エリーの小説が偶然…
無駄に派手、だから面白い! マシュー・ボーン監督作品。 argylle-movie.jp
映画「アーガイル」/あらすじ評価レビューと感想 評価:星3つ ★★★ 2024年 株主優待鑑賞11本目 あらすじ レビューと感想 映画「アーガイル」/あらすじ評価レビューと感想 評価:星3つ ★★★ 2024年 株主優待鑑賞11本目 利用した株主優待:東京楽天地 あらすじ 『キック・アス』(2010年)、『キングスマン』シリーズで知られるマシュー・ボーン監督の痛快スパイ・アクション映画『ARGYLLE/アーガイル』。 凄腕エージェントのアーガイルが世界中を飛び回り、謎のスパイ組織の正体に迫る大人気スパイアクション小説「アーガイル」。 ハードなシリーズの作者エリー・コンウェイの素顔は、自宅で愛猫…