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ポール・セザンヌ

(アート)
ぽーるせざんぬ

Paul Cézanne(1839年1月19日1906年10月23日*1
フランスの画家。後期印象主義を代表する芸術家の一人。しばしば「近代絵画の父」として言及される。
セザンヌは、初めロマン主義的な荒々しい主題を暗い色調で描いていたが、ピサロと出会って自然を観察し冷静に画面を作ることを学んで自己の画風を見出して行った。彼は印象派展にも第1回から参加している。しかしセザンヌは印象主義の形態感覚の欠如を嫌い、自然を前にして美術館の古典的な作品のような構築された絵画を描くことを追求した。そのため、セザンヌは一つ一つの色面が光の感覚を伝えると同時に空間内における対象の位置、物質的存在感をも表す独自の制作法を作り出した。それは平面的なナビ派の画面意識も、後の立体派(キュビスム)の両義的な形態/空間表現をも予告するものであった。
「果物のある静物画」、「サン・ビクトワール山」、「水浴図」、「トランプをする人」、頭蓋骨の絵が有名。

*1:墓碑の「10月22日」は誤記という説が有力

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