レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「善き人のためのソナタ」(2006)です。 1984年東ベルリン、命を受け国家安全保障省(シュタージ)ヴィーズラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)は、上官と共に劇作家ドライマンの舞台劇を鑑賞する。ヴィースラーは主演舞台女優クリスタのファンなので握手をしてもらう。その後、上官と共にヘムプフ大臣ら面会をしてドライマンについて所感を述べラズロ作戦、即ちドライマンを24時間完全監視することになった。 彼のアパートに隠しマイクを仕掛け、屋根裏部屋に盗聴装置を置き、完全監視を始めるのだった。ドライマンは友人イェルスカの自殺を知り、…