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ピエール・クロソウスキー

(読書)
ぴえーるくろそうすきー

Pierre KLOSSOWSKI クロソフスキーとも読まれる。クロソウスキーはフランス語での読み方。1905年、パリで生まれる。ポーランド貴族の出身。弟は画家バルテュス(1908~2001)。

十代後半でアンドレ・ジッド周辺のパリ文壇に出入り。1930年代、ジョルジュ・バタイユのグループへ。フランスの作家、思想家として最も重要で特異な位置を占める一人。評論、小説、絵画など各分野で多くの作品を発表。2001年96才でパリにて逝去。

主要著書年表(邦訳があるものを中心に)

  • 1947 評論集『わが隣人サド』(豊崎光一訳、晶文社、1969)
  • 1953 小説『ロベルトは今夜』(『歓待の掟』に再録)
  • 1956 評論『ディアーナの水浴』(宮川淳・豊崎光一訳、美術出版社、1974)
  • 1963 評論集『かくも不吉な欲望』(小島俊明訳、現代思潮社、1969)
  • 1965 小説集『歓待の掟』(若林真・永井旦訳、河出書房新社、1968、新装版1987)
  • 1965 小説『バフォメット』(小島俊明訳、桃源社、1967、再版ペヨトル工房、1985)
  • 1968 評論『ローマの貴婦人』(千葉文夫訳、哲学書房、1989)
  • 1969 評論『ニーチェと悪循環』(兼子正勝訳、哲学書房、1989、文庫版 筑摩書房、2004)
  • 1970 評論『生きた貨幣』(兼子正勝訳、青土社、2000、新装版2004)
  • 1984 評論集『ルサンブランス』(清水正・豊崎光一訳、ペヨトル工房、1992)

その他邦文雑誌

  • 1987「夜想22」、特集「クロソウスキー」、ペヨトル工房
  • 1994「ユリイカ」特集「クロソウスキーの世界」、七月号、青土社

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