ビュー・スイカ

JR東日本が2003年7月1日からJCB・Visaとの提携によりサービスを開始した、ビューカードとSuicaの機能がひとつになったクレジットカード。VIEW Suica。
ビューカードとして使えるほか、SuicaとしてJR東日本のSuica対応エリアを利用することができる。また、JR東日本のATM「VIEW ALTTE」でクレジット機能によるSuica部分へのチャージや、ビューカードで貯めたJRE POINTをSuica部分にチャージすることができる。
同年11月16日からはビュー・スイカのみで電子マネーモニターサービスが開始され、2004年3月22日から電子マネーによるショッピングサービスが本格的に開始となった。
また、定期券機能が新たに加わったほか、モバイルSuicaを利用する際の会員登録の対象ともなっている。

Suicaの特徴としてFelica通信用のアンテナが他のFelicaとは異なり、改札で反応しやすくなる配置になっている。しかしこれがちょうどクレジットカードのエンボス位置に重なってしまうため、ビュースイカはエンボスのないクレジットカードである(世界初らしい)。そのため、発行当初は国際ブランドが付与されていながら国内専用カードだった。

提携他社の発行するビュー・スイカ「type-iiカード」があるが、ビュー・スイカとの違いは以下のようになっている。

• みどりの窓口、びゅうプラザ、券売機での支払い回数は1回払いのみ
• ポイントプログラムがJRE POINTではなく提携他社のポイントプログラムとなる
• モバイルSuicaによるJR東海・JR西日本のエクスプレス予約「EX-IC」サービスが使用できない
• 「ビューカードとれTEL」、中央ライナー・青梅ライナーの携帯電話予約サービスの利用不可