『人より一時間、よけいに働くことは尊い。努力である。勤勉である。だが、今までよりも一時間少なく働いて、今まで以上の成果をあげることも、また尊い。そこに人間の働き方の進歩があるのではないか。 松下幸之助』「道をひらく」(PHP研究所) 勤勉と効率を折り込んだフレーズは、非常にわかりやすいですね。 父が米相場で失敗したという商才が無かったと言うのですが、松下幸之助氏は丁稚などを経て、経営者として大きな結果を残しました。 その背景には、このフレーズのような発想が、あったのだと推察します。 勤勉に働くことの大切さは言うまでもありません。しかし、努力も大切と説いています。 一方、労働時間を増やせば良いの…