三菱自動車工業の看板SUV。
昭和57年に初代モデルが発売され、これまでのジープとは異なる乗用車的な要素を交えた四輪駆動車という新たなカタチを提案し、多くのユーザーの支持を得た。特に平成3年発売の2代目・V20/V40系はSUVブームの牽引とともに、ランサーエボリューションと並ぶ三菱の看板車種として一時代を築きあげる。また、現行モデルは平成11年に発売された。
1983年から参戦した「パリ・ダカールラリー」(現在の「ダカールラリー」)で知名度を上げ、優勝経験も多い。
名前の由来はアンデス山地に生息している山猫から。 →パンパスネコ
派生車種には軽自動車のパジェロミニや小型サイズのパジェロioがある。
1993年以来、長らく東京フレンドパークIIのビッグチャレンジ(要するにダーツ)では豪華賞品がパジェロだったが、リコール隠しなどの不祥事続きにより、現在はランドローバー・フリーランダーになっている。しかし、現在でもダーツと言えば「パジェロ」の掛け声を連想する人が多い。