いとうせいこうの小説作品(1988年)。1989年に映画化されている。
空前のヒット商品となったディス・コン・ゲーム「ライフキング」。ある日、そのソフトをめぐる奇怪な噂が子供たちのネットワークを駆け抜けた。「『ライフキング』には呪われた第5のバージョンがある」。学校で、塾で、そして電話回線の中で噂は増幅し、変貌し、ついに臨界点がやって来た―。世界を破滅から救うため戦闘を開始した子供たち。今、彼らはゲームを越えた。
No life king
ファンタジー作品などに登場するモンスターの一種で、「不死者の王」と訳される。
アンデッドに属し、最高位の吸血鬼や生ける屍(リッチ)と化した魔術師を指す。
元々はいとうせいこうの同名小説のタイトルで、本来は「無機の王」の意だが、ソード・ワールドRPGにおいてモンスターの名として用いられて以降、高位のアンデッドの称号として定着した。
例)『ヘルシング』(平野耕太)のアーカード、『屍姫』(赤人義一)のディフロト・アイギスなど