Tristan Tzara (1896-1963) 本名、サミュエル・ローゼンストック、のちに、トリスタン・ツァラに改名。 1896年4月16日、ルーマニアの裕福なユダヤ人家庭に生まれる。1915年に、チューリヒ大学へ留学。 翌年、フーゴ・バルらと出会い、ダダの活動を始め、『アンチピリン氏の宣言』『ダダ宣言1918』を発表、 チューリヒ・ダダにおける主柱的存在となる。1920年、渡仏し、パリでシュルレアリスムの潮流に加わった。
イヴ・タンギー ( Yves Tanguy : 1900 - 55 ) 「反頭脳 Vol.II - 巨人のための真夜中 C」 1949年作 銅版画+ポショワール [ Size : 9.6 x 6.8 cm, Ed.200, Wittrock 17C ]
イヴ・タンギー ( Yves Tanguy : 1900 - 55 ) 「反頭脳 Vol.II - 巨人のための真夜中 A」 1949年作 銅版画+ポショワール [ Size : 9.6 x 6.8 cm, Ed.200, Wittrock 17A ]
なんか離婚に関する話題で、興味深い日記があったな。 anond.hatelabo.jp・言葉によく「お」を付けること。例えば、お手洗い、お気をつけて、お箸、お皿、など。妻はトイレ、気をつけて、などと言う。言われて初めて気づいたが。 ・食事の時、箸で口まで運ぶ時に手を添えたり、食事中に会話をする時に手で口を隠す動作が男のくせに女子力が高く、受け入れられない。交際中もそうだったが、外でだけだと思っていたらしい。 ・関西人なのに関西弁を喋らない。 妻の「受け入れられない点」が、何か細かいなという印象があった。「しょうもない」と言えばそうなんだけど。 離婚すべきかと相談する妻にどう対応しよう そんな些…
トリスタン・ツァラ邸をGoogleマップで見つけた!装飾は罪!の如くの言葉が印象深い古の建築家はアドルフ・ロースによる住宅はモンマルトルにある。とある機会に探してみて、Map上に見つけたので記して置く。私自身は随分昔に訪ねたパリの夜にモンマルトルを歩き、導かれてどこぞの小さな教会のミサに参加させて頂いたりと楽しく過ごしたのだけれど、フラフラ散策をしていて偶然に出会ったのが、この有名な建築史に残る建築だった。たしかに装飾の無い様にアドルフ・ロースの建築だと直ぐに確信できた。彼がウィーンで設計したロースハウスは過去に何度か書いた気がする。所謂『装飾』はなく不愛想に見えて実は、極めて可愛らしい建築だ…
弱さを知らない大人がきらい。人を見下す人間がきらい。何も見ず、何も聞かず、何も考えないままで簡単にわかったような口をきいて人の感覚や思考を決めつけてくる人間がきらい。正論を正論として振りかざす人間がきらい。 きらいきらいきらい。と思った1週間だった。 私が言われたんじゃなくて、私が大切にしている人間たち、子どもたちが私越しにそう言われたから、腹が立って涙が出そうになった。手も出るかとおもった。なぐるぞ。けんかするぞ。こん棒をもってこい。とげとげのこん棒を。 人をきらいになることが滅多にない。そう思ったんだね、そう感じちゃったんだね、ふーーん、としか思わないから。 何か納得いかないときは感情を排…
矢内原伊作がジャコメッティに出会いはじめてモデルとなった1955年から最後にモデルをつとめた1961年までの手帖を編集したジャコメッティ晩年の創作現場を身近にうかがえる貴重な資料集。日々繰り返されるジャコメッティの感覚と思考の基本的な動きが濃密に感じ取れる、現場にいた者のみが伝えられるドキュメント。弟ディエゴと妻アネットに加えて、晩年の決定的作品のモデルとなった矢内原伊作と娼婦で愛人のカロリーヌが織りなす人間模様も興味深い。脚色していないのに手帖に記されたメモの堆積から読み取れるのは小説のような緊密で特異な人間関係。書き留められていることは毎日ほぼ同じことなのに読み飽きないというのは不思議な経…
アバンギャルド 意味について アバンギャルド 意味 アバンギャルド:常識を覆す革新的な表現 「アバンギャルド」という言葉は、耳にしたことはあるものの、その意味を正確に理解している人は少ないのではないでしょうか? アバンギャルドとは、フランス語で「前衛」を意味する言葉です。芸術においては、伝統的な形式や価値観に挑戦し、新しい表現方法を探求する動きを指します。 ピカソやダリ、草間彌生など、歴史に名を残す多くの芸術家がアバンギャルド芸術家として活躍してきました。彼らの作品は、見る者に驚きを与え、時には議論を巻き起こしながら、常に時代を先駆け、新しい表現の可能性を切り開いてきました。 本記事では、アバ…
遍 歴 『最後の大君』、『心は孤独な狩人』ゲット!→超久し振りの読書会!!→久しぶりの刺身で呑む!!! 2023年9月29日(金曜日) 曇り⛅ 休み 今日、俺休み。 金曜日が休みになったので、超久し振りにon lineの読書会(公開講義)に参加できることになった。一年振りぐらいだ。テキストはイアン・マキューアンの『恋するアダム』。ところが予習が終わっていない。朝の段階で後180頁ぐらい残っている。已む無く一切の家事を放棄して、読書。 やっとのことで3時ごろ読み終わる。 銀行に行かねばならなかったり、床屋やなんやと用事があったので、ダッシュでMDまで。 銀行→BO。 ①今村仁司『近代性の構造』講…
江美留には、或る連続冒険活劇映画の最初に現われる字幕が念頭を去らなかった。明るいショウインドウの前をダダイズム張りの影絵になって交錯している群衆を見る時、また夏の夜風に胸先のネクタイが頬を打つ終電車の釣革の下で、そのアートタイトルは――襟元にただよう淡いヴァイオレットの香りといっしょに――なかなかに忘れ難たかった。 切紙細工のような都会の夜景であった。 それぞれに灯の入った塔形建物の向うに霞形があって、その上方には星屑が五つ六つきらめいている。そこへ、砲弾的印象を与える一箇の銃弾が現われて、くるくると魚のように泳ぎ廻ってから、尖端を夜ぞらの一点にくっつけると、向って右方へ大きな空中文字を綴る―…
自作短歌の批評が見てみたい、という声があったので、短歌について考えてみる。 過去の作品を振り返るのは小っ恥ずかしい。黒歴史にもほどがある。とはいえ変遷を振り返ることでようやく見えるものもあるはずなので、過去の作品を引っ張り出してきた。 「飾られたつぶの赤いひややかさ ひとくちの夢 はじまる合図」2019.8.3 おそらく短歌と出会ってまもない頃のもの。手元に残っているデータの中でこれがいちばん古い。 当時から、どちらかというと単発よりは連作で詠むことが多く、これは「パフェ」という連作のはじめの一首である。「飾られたつぶ」が「赤い」ということで、おそらくパフェの頭に乗っている苺やさくらんぼのこと…