小学生以来だろうか、塩原の木の葉化石園に行ってきた。箒川の支流、精進川(シラン沢川)の鶴沢と呼ばれる場所に木の葉石化石園がある。八幡橋を渡ると丘の上にみえた「コノハ石」の看板があったのが懐かしい。鶴沢左崖の露頭は木の葉石が出ることで古くから知られており、化石園は産出される貴重な化石を集めて明治38年(1905)に開園した。かつては温泉街から観光客が遊覧馬車(トテ馬車)で、あるいは人力車で来訪したらしい。 昭和15年ごろの木の葉化石園 現在の駐車場から券売所の脇を通って精進川(シラン沢川)の橋を渡るところ。現在は園内の樹木が大きくなってこの位置からは丘陵の露頭が見えない。 ちなみに観光史跡として…