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タミフル

(サイエンス)
たみふる

ノイラミニダーゼ阻害剤、オセルタミビル。スイスのロシュ(Roche)社が製造する経口型抗インフルエンザウイルス剤の商品名。日本での取り扱いは、中外製薬。
インフルエンザの治療、または、予防のために投与される薬。インフルエンザA型・B型のどちらにも有効であるとされる。
インフルエンザ発症者および同居生活者と、高齢や何らかの疾患を理由に医師から必要性が認められた人に限り処方される。入手には医師の処方箋が必要(市販薬ではない)

インフルエンザ治療薬

通常、朝夕1カプセルずつを1日2回、5日間服用する(成人の場合)。症状を自覚してから2日以内(48時間以内)の服用を開始が理想。発症から服用までの時間が短いほど効果が認められる。
ウイルスの拡散を防ぐことによって増殖を抑え、症状を早く回復させる。

副作用

  • 下痢、吐き気
  • 精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣など)
精神・神経症状について

因果関係は不明であるものの、未成年者の服用後に、異常行動等の精神神経症状を発現した例が報告されている。厚生労働省は、(1)異常行動の発現のおそれがあること、(2)自宅において療養を行う場合、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することについて患者・家族に対し説明を行うことを医療機関に通達している。

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