「40代になっていろいろエネルギーが減ってきた」というアルファブロガーの述懐を読んだ。私のことを考えた。私はカフカのように40で死のうと思って生きていたので、ずいぶん酒に溺れて傍迷惑な生き方をしてきた。その40の歳に酒を止めて、シラフで人生を全うする生き方に切り替えた。それと同時に映画を観始め、発達障害を考えるミーティングにも参加するようになった。ある意味、私の今の人生は40になってから始まったようなものである。いやもちろん、生き方なんて「人それぞれ」でナンバーガールのフロントマン・向井秀徳が歌うように「正解はない」わけだけれど、私の人生においてはエネルギーは質を変えこそすれ平常に保たれている…