原題は「Les Quatre Cents Coups」 直訳は「400回の攻撃」転じて「無分別な行動」や「若気の至り」という意味で 1621年、20歳そこそこだったルイ13世が フランス西南部のモントーバン市のプロテスタント系住民を弾圧するため 大砲400発を発砲したものの失敗に終わったことに由来 フランソワ・トリュフォーの自伝的要素が込められているという あまりにも有名な長編デビュー作で 冒頭の「アンドレ・バザンに捧ぐ」のメッセージのバザンとは 戦後のフランスで最も影響力の高かった映画批評家のひとり 少年院を出た10代のトリュフォーを引き取った庇護者で トリュフォーにとって父親のような存在だ…