MLBの選手表彰の一つ。正式名称はルイスビル・シルバースラッガー賞。 ア・リーグ、ナ・リーグそれぞれにおいて、最も打撃の良い選手を各ポジションから1人ずつ計9人(ア・リーグはDHを含めた10人)を各チームの監督・コーチの投票によって選出。
1980年、「ルイスビル・スラッガー」(バットの商品名)のメーカーであるヒレリッチ&ブラズビーにより創設。
日本で言うベストナインに近い。
野手部門では「ゴールドグラブ賞」がある。
2023年の「シルバースラッガー賞」が発表されア・リーグ本塁打王に輝いた大谷翔平が「指名打者」部門で受賞した。大谷の受賞は2年ぶり2度目。 MLB2023 AWARD MLB2023 AWARD シルバースラッガー賞 大谷が2年ぶり2度目の受賞 MLB2023 受賞者/チーム ▽チーム(新設) ▽捕手 ▽一塁手 ▽二塁手 ▽三塁手 ▽遊撃手 ▽AL外野手 ▽NL外野手 ▽指名打者 ▽ユーティリティ シルバースラッガー賞 大谷が2年ぶり2度目の受賞 この賞は、今季の打撃面で最高のパフォーマンスを発揮した選手に贈られる賞で、選手たちを間近で見ることが多い現場の監督とコーチ3名の投票によって決定され…
2021年のシルバースラッガー賞が発表され大谷翔平が「指名打者」部門で初受賞した。 この賞は、今季の打撃面で最高のパフォーマンスを発揮した選手に贈られる賞で、両リーグの各ポジションごとに表彰されるが、「指名打者」はアメリカン・リーグだけ、「投手」はナショナル・リーグだけが表彰される。 選手たちを間近で見ることが多い現場の監督とコーチ3名の投票によって決定される賞で最終候補者に残っただけでも価値がある。 MLB2021シルバースラッガー賞の受賞者 AL=アメリカン・リーグ NL=ナショナル・リーグ ▽指名打者ALのみ 大谷翔平(エンゼルス)初 ▽投手NLのみ マックス・フリード(ブレーブス)初 …
2021年のシルバースラッガー賞のファイナリストが発表された。この賞は、選手たちを間近で見ることが多い現場の監督とコーチ3名の投票によって決定される賞で最終候補者に残っただけでも価値がある。 MLB2021 Silver Slugger Awards 大谷翔平、シルバースラッガー賞 シルバースラッガー賞は、両リーグの各ポジションごとに表彰されるもので、今季の打撃面で最高のパフォーマンスを発揮した選手に贈られる賞だ。日本時間11月12日午前8時から「MLBネットワーク」の番組内で発表される。 Finalists for the 2021 Silver Slugger Awards have be…
2020シルバースラッガー賞 2020年シーズンのシルバースラッガー賞が現地11月5日(日本時間16日)、発表された。 ア・リーグ(AL)の外野手部門では今季53試合で打率.281、17本塁打、46打点、OPS.993を記録したエンゼルスのマイク・トラウトが選出された。トラウトは8度目の選出。 今季は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でナ・リーグ(NL)でも指名打者制が採用されたため、投手部門の選出はなかったが、ナ・リーグで指名打者制が採用されたため、ブレーブスのマーセル・オズーナがNLの指名打者部門で初めての受賞者となった。 ほかにはAL遊撃手部門で昨年度の首位打者ティム・アンダーソン(ホ…
MLB2013 シルバースラッガー賞 MLBが、ア・リーグ、ナ・リーグの打撃のベストナインに相当する「シルバースラッガー賞」を発表。ワールドシリーズを制したレッドソックスの指名打者、D・オルティーズが2年ぶり6度目の受賞を果たした。 カノ、カブレラ、マウアーはそれぞれ5度目、トラウトは新人だった昨季から2年連続の選出。 アで本塁打、打点の2冠を獲得したデービスら9選手が初選出となった。同賞は各球団の監督、コーチの投票で決まる。 AL シルバースラッガー 捕手 ジョー・マウアー ツインズ 1塁手 クリス・デービス オリオールズ 2塁手 ロビンソン・カノー ヤンキース 3塁手 ミゲール・カブレラ …
ジェフ・ケント TOR(1992)-NYM(1992-1996)-CLE(1996)-SF(1997-2002)-HOU(2003-2004)-LAD(2005-2008) 通算成績 2298試合 .290 2461安打 377本塁打 1518打点 94盗塁 fWAR56.0 獲得タイトル:MVP1回、シルバースラッガー賞4回 2000年 159試合 .334 196安打 33本塁打 125打点 12盗塁 fWAR7.4 嫌われたセカンド 強打のセカンドとして通算2000安打・350本塁打・1500打点のマイルストーンを達成。ステロイド全盛時代にプレーしながら、薬物使用の噂もナシ。 通常であれ…
マーカス・セミエン CWS(2013-2014)-OAK(2015-2020)-TOR(2021)-TEX(2022-) 通算成績 1343試合 .258 1351安打 215本塁打 665打点 120盗塁 fWAR31.9 獲得タイトル:シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞1回 2021年 162試合 .265 173安打 45本塁打 102打点 15盗塁 fWAR6.0 現役No.1セカンド 2021年に二塁手としては歴代1位のシーズン45本塁打を記録した強打のセカンド。 アスレティックス時代はショートとしてプレー。2019年にはfWAR6.5/rWAR8.5を記録し、MVP争いでは…
バンビーノの呪いを打ち破り、21世紀に入って4度目の世界一に輝いた2018年ボストン・レッドソックス主力の詰め合わせ記事です。 ワールドシリーズではマックス・マンシーのサヨナラ弾を浴びた第3戦以外を制してドジャース相手に完勝しており、1998年のヤンキースや2001年のマリナーズなどに匹敵する歴代最強クラスのチームの一つと言って良いでしょう。 SP Chris Sale サイドアームから暴力的なフォーシームと魔球スラーブを繰り出すThe・Condor。 WS第5戦では9回のマウンドに上がり、胴上げ投手となった。 パワナンバー 10100 12105 45054 1 RF Mookie Bett…
アレクセイ・ラミレス CWS(2008-2015)-SD(2016)-TB(2016) 通算成績 1371試合 .270 1387安打 115本塁打 590打点 143盗塁 fWAR17.9 獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回 2008年 136試合 .290 139安打 21本塁打 77打点 13盗塁 fWAR1.0 キューバン・ミサイル キャノンアームとスピードが武器のキューバ🇨🇺からやって来たショートストッパー。 キューバの国内リーグでは本塁打王のタイトルを獲得するなど、本来はパワーもアピールポイント。 ルーキーイヤーの2008年には21本塁打を放ち、年間30発を狙える内野手になるか…
大谷翔平 日本ハム(2013-2017)-LAA(2018-2023)-LAD(2024-) MLB通算成績(野手) 701試合 .274 681安打 171本塁打 437打点 86盗塁 fWAR20.4 獲得タイトル:MVP2回、本塁打王1回、シルバースラッガー賞2回、エドガー・マルティネス賞3回、ハンク・アーロン賞1回、新人王 2023年(野手) 135試合 .304 151安打 44本塁打 95打点 20盗塁 fWAR6.5 ユニコォォォォン 2023年オフにMLBのみならずプロスポーツ史上歴代最高額となる10年7億ドルでドジャースに移籍した生ける伝説。 今回は30球団ベストナインのエン…
バーノン・ウェルズ TOR(1999-2010)-LAA(2011-2012)-NYY(2013) 通算成績 1731試合 .270 1794安打 270本塁打 958打点 109盗塁 fWAR25.0 獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞3回 2006年 154試合 .303 185安打 32本塁打 106打点 17盗塁 fWAR5.8 不良債権の代名詞 MLB長期契約列伝 第11弾 契約チーム TOR 契約期間 2008年〜2014年 契約総額 7年1億2600万ドル(1年あたり1800万ドル) fWAR(契約期間中) 4.9 契約レビュー 大失敗 MLBで不良債権とい…
チッパー・ジョーンズ ATL(1993,1995-2012) 通算成績 2499試合 .303 2726安打 468本塁打 1623打点 150盗塁 fWAR84.6 獲得タイトル:首位打者1回、シルバースラッガー賞2回 2008年 128試合 .364 160安打 22本塁打 75打点 4盗塁 fWAR7.1 史上最高のスイッチヒッター 2018年に有資格1年目で得票率97パーセントと圧倒的支持を受け、殿堂入りを果たしたブレーブスのフランチャイズ。 現役時代は強打のスイッチヒッターとして恐れられ、1999年にはスイッチヒッターとしてはランス・バークマンに並ぶ歴代2位*1となるシーズン45本塁…
ミゲル・カブレラ FLA(2003-2007)-DET(2008-2023) 通算成績 2797試合 .306 3174安打 511本塁打 1881打点 40盗塁 fWAR68.7 獲得タイトル:MVP2回、首位打者4回、本塁打王2回、打点王2回、シルバースラッガー賞7回、ハンク・アーロン賞2回 2006年 158試合 .339 195安打 26本塁打 114打点 9盗塁 fWAR6.3 ミギー ベネズエラ出身選手としては歴代最多となる3174安打を放った元・現役最強打者。 ミゲル・カブレラといえば三冠王を成し遂げたデトロイト・タイガースのイメージが強いが、メジャーデビューはフロリダ・マーリン…
ジャック・ウィルソン PIT(2001-2009)-SEA(2009-2011)-ATL(2011-2012) 通算成績 1370試合 .265 1294安打 61本塁打 426打点 43盗塁 fWAR12.5 獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、フィールディング・バイブル・アワード1回 2004年 157試合 .308 201安打 11本塁打 59打点 8盗塁 fWAR4.3 Mr.守備職人 アンドレルトン・シモンズに匹敵する鮮やかなショート守備を誇る知る人ぞ知る名ショート。 ショート守備で積み上げた通算DRSプラス118は、アンドレルトン・シモンズ*1、アダム・エベレット*2に次ぐ歴代…
ミゲル・テハダ OAK(1997-2003)-BAL(2005-2007)-HOU(2008-2009)-BAL(2010)-SD(2010)-SF(2011)-KC(2013) 通算成績 2171試合 .285 2407安打 307本塁打 1302打点 85盗塁 fWAR39.7 獲得タイトル:MVP1回、打点王1回、シルバースラッガー賞2回 2004年 162試合 .311 203安打 34本塁打 150打点 4盗塁 fWAR6.0 疑惑のショート マネーボール全盛期のアスレティックスにおける「打」の要。 ショートでありながら30本塁打を狙えるパワーと3割近いアベレージを残せるバットコント…
フアン・ソト WSH(2018-2022)-SD(2022-2023)-NYY(2024-) 通算成績 779試合 .284 768安打 160本塁打 483打点 50盗塁 fWAR28.3 獲得タイトル:首位打者1回、シルバースラッガー賞4回 2023年 162試合 .275 156安打 35本塁打 109打点 12盗塁 fWAR6.1 選球眼は現役トップクラス キャリアを通してシーズン100四球オーバーを4回も達成とズバ抜けた選球眼を誇る強打者。 今回作成した2023年もリーグトップの132四球を選び、出塁率は.410。 バッティングではキャリアハイとなる35本塁打を記録し、チームの主砲と…
ノマー・ガルシアパーラ BOS(1996-2094)-CHC(2004-2005)-LAD(2006-2008)-OAK(2009) 通算成績 1434試合 .313 1747安打 229本塁打 936打点 95盗塁 fWAR41.4 獲得タイトル:首位打者2回、シルバースラッガー賞1回、新人王、カムバック賞1回 2000年 140試合 .372 197安打 21本塁打 96打点 5盗塁 fWAR7.6 ボストンの貴公子 1990年前半までのMLBではショート=オジー・スミスのような小柄で小技が使える巧打者がつくポジションで大柄のパワーヒッターはサードに回されるのがセオリー。 そのセオリーを覆…
アレックス・ロドリゲス SEA(1994-2000)-TEX(2001-2003)-NYY(2004-2016) 通算成績 2784試合 .295 3115安打 696本塁打 2086打点 329盗塁 fWAR113.7 獲得タイトル:MVP3回、首位打者1回、最多本塁打5回、最多打点2回、シルバースラッガー賞10回、ゴールドグラブ賞2回 2007年 158試合 .314 183安打 54本塁打 156打点 24盗塁 fWAR9.6 A-Rod マリナーズ時代からスターダム街道を爆進し、98年にはショートとしては史上初の40-40を達成。 2000年オフにFAになると走攻守揃った「完璧な選手」…
ニック・マーケイキス BAL(2006-2014)-ATL(2015-2020) 通算成績 2154試合 .288 2388安打 189本塁打 1046打点 66盗塁 fWAR28.8 獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞3回 2008年 157試合 .306 182安打 20本塁打 87打点 10盗塁 fWAR6.1 ダイビングキャッチの達人 ライトとして歴代最高の守備率.994を記録した守備の名手。 キャリアを通してノーエラーで終えたシーズンは4回を数え、守備率が1位になったシーズンはなんと7回。 2012年8月10日から2015年6月26日までののべ、398試合ノーエ…
コディ・ベリンジャー LAD(2017-2022)-CHC(2023-) 通算成績 875試合 .258 805安打 178本塁打 519打点 82盗塁 fWAR21.4 獲得タイトル:MVP1回、シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞1回、フィールディング・バイブル・アワード1回、カムバック賞1回、新人王 2023年 130試合 .307 153安打 26本塁打 97打点 20盗塁 fWAR4.0 新天地で復活を遂げた19年MVP 2021年から2シーズン連続で打率.210以下と深刻な打撃不振に陥った元MVP野手が新天地カブスで奇跡の復活。 復活の要因は2020年に痛めた肩の調子が戻った…