GBAゲーム「逆転裁判3」に登場する辣腕検事。白く染まった髪に謎の仮面が特徴。本名、国籍、年齢、検事としての職歴など、全てが不明。巷では「伝説の無敗新人検事」とも呼ばれている。
主人公・成歩堂龍一を徹底的に忌み嫌い、コーヒーをこよなく愛する。自分が飲むコーヒーには、ブレンドナンバーを付けるこだわりよう。たまに成歩堂に「そいつは俺のおごりだぜ」とコーヒーを投げつけたりすることもある。
シナリオを担当した巧舟氏は、カッコ良すぎて逆に笑えるキャラを目指したと述懐しているが、作品中のゴドー検事の挙動についてはプレイヤーの知るところである。成歩堂龍一のことを「まるほどう」と呼ぶマヌケぶりも描かれている。
ゴドーの音は「Godot」と綴るが、サミュエル・ベケット著の戯曲「ゴドーを待ちながら(英題:Waiting for GODOT)」と
同じ綴りで同じ音となる。
原作の言語である英語及び仏語にはgodotの単語は存在せず、英語と仏語をあわせたベケットの造語。
(詳細は「ゴドーを待ちながら」の考察などを参照願う)
これらの点より、本作のゴドーはベケットのゴドーより取られていると考えられる。
また、ゲーム全体にわたり、「ゴドーを待ちながら」との共通項を多く認めることができる。