実物を見ると600ページ超の分厚さにびびる。 大江健三郎について最近ちょっと読んでいるとはいえ、全然明るくないので、ごくごく一部の論考だけちらっと読んだユリイカ 2023年7月臨時増刊号 総特集◎大江健三郎 ―1935-2023―作者:工藤庸子,尾崎真理子,市川沙央青土社Amazon 市川沙央「破壊と共生の王の死」 ページをめくっていたら見かけたので、タイムリーだな(?)と思って読んでみた。 障害者を描くことについて 障害者の死ではなく生活を描こうとする希有な作家としての大江 大塚英志「構造と固有信仰――大江健三郎における柳田國男の「実装」問題」 主な目当てはこれ。 『万延元年フットボール』『…