世界規模化。
20世紀後半、社会主義計画経済に勝利を収めた資本主義自由経済、特にその中核であった米国が、世界経済の一極化、単一化を計り、IMF・国際通貨基金などを通じて推し進めている政策。
どこの街にもマクドナルドやスターバックスができるなど、地域アイデンティティを破壊する「新手の文化的世界支配戦略」という観点からアメリカナイゼーションとも揶揄される。
金融業、鉱工業、農業、技術標準などあらゆる面での一極化を指向しているが、欧州や南米を離米化・反米化させ、欧州共同体や南米共同体などそれぞれの地域共同体へ結束させているという一面もある。