バングラディッシュの最南東部にあるチッタゴン大学経済学部長だったムハマド・ユヌス氏が1976年に個人的にお金を貸すことからはじめ、1983年に政府から承認された銀行。
この銀行の貸付制度はマイクロクレジットとよばれ、貧困層にお金を貸し、生活の向上を促す活動を行っている。女性を中心に500万人以上に貸し付けを実施した。
無担保にもかかわらず、貸し倒れ率は2%ほどで、驚くほど低いという。
貸出金利は20〜25%と商業銀行としては高めだが、その理由として、
など挙げ、金利を肯定的にとらえている。
世界中でモデルにした類似銀行や機関も次々と発足している。
創設者のユヌス氏は2006年のノーベル平和賞を受賞した。