Claude Makélélé
フランスの元サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはミッドフィルダー(ディフェンシブハーフ)。
1973年2月18日生まれ。コンゴ民主共和国・キンシャサ出身。身長170cm、体重65kg。
現役時代は世界最高のボランチと称された守備的ミッドフィルダー。豊富な運動量と卓越した守備力で相手の攻撃の芽を摘んでいく。
レアル・マドリードでは攻撃重視の選手が多い中、中盤の守備を一手に引き受け、UEFAチャンピオンズリーグ優勝や2度のリーガ・エスパニョーラ制覇に貢献した。しかし、レアル・マドリードの守備選手へのチームの待遇の悪さに反発して、2003年にチェルシーへと移籍した。チェルシーでも2度のFAプレミアリーグ制覇など数々のタイトル獲得に貢献した。
2008年夏、パリ・サンジェルマンに移籍。2010-11シーズン終了後に現役引退、指導者へと転身した。
フランス代表では1995年に代表デビューを果たし、2002年・2006年FIFAワールドカップ、2004年・2008年UEFA欧州選手権に出場した。
2004年UEFA欧州選手権の後、一時はフランス代表から引退したが、ジネディーヌ・ジダン、リリアン・テュラムの代表復帰と同時に自身も復帰した。フランス代表を欧州予選敗退の危機から救い、2006年FIFAワールドカップ本大会でも準優勝を果たした。2008年UEFA欧州選手権の後、代表引退を表明した。