ウクライナのクリミア半島のほとんどを占める自治共和国。
首都はシンフェロポリで、人口は約255万人、面積は2万6140平方キロメートル。主な都市はヤルタ、シンフェロポリ、ケルチ、バフチサライなど。半島最大の都市セヴァストポリは自治共和国に含まれない。
ウクライナの国内でも特にロシア人及びロシア語を母語とするウクライナ人が多数を占める地域で、ロシア人は現在では全人口のおよそ5割を占める。このためソビエト連邦解体直後に独立が図られ、独立問題が終息した後も自治共和国になっている。
2014年、議会は独立を宣言し、「クリミア共和国」としてロシア編入を求める決議を採択。