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カーバ神殿

(地理)
かーばしんでん

カーバ神殿はメッカ(マッカ)の大モスクの中央にあり、石造で高さ15メートルの立方体の建物である。コーランの言葉を刺繍した黒い布で覆われている。東隅の壁の下に神聖視された黒石がはめ込まれている。イスラム暦の12月には世界中から多くの巡礼者が集まる。

イスラム教の始祖、ムハンマドはメディナ(マディーナ)への移住(ヒジュラ)後、ムハンマドに率いられたムスリム(イスラム教徒を意味するアラビア語、アッラーに身を捧げた者の意味)の共同体であるウンマ(イスラム教団)を成立させ、それを背景にムハンマドはメディナの支配者となり、敵対者と戦い、周辺の各部族にイスラム教を布教していく。 630年1月には1万人の軍勢を率いて、かって彼を追放したメッカを包囲し、無血占領した。そこで今まで多神教の神殿であったカーバ神殿の偶像を破壊し、以後イスラム教の聖堂とした。

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