Oliver Reed 俳優、男優
叔父である名匠キャロル・リードの勧めによって映画界入り。ワイルドな風貌と若い頃にスポーツで鍛えた肉体を買われて出演したハマー・フィルムの怪奇映画『吸血狼男』で一躍有名になり、その後は性格俳優として活躍した。1999年、『グラディエーター』のロケ地にて急死。編集によって役柄の最期が変更されることになった。
ブライアン・デ・パルマ監督、マーゴット・キダー、ジェニファー・ソルト、チャールズ・ダーニング、ウィリアム・フィンレイ、ライスル・ウィルソン、オリンピア・デュカキス、ドルフ・スウィート、バーナード・ヒューズほか出演の『悪魔のシスター デジタルリマスター版』。1973年作品。日本公開74年。 音楽はバーナード・ハーマン。 www.youtube.com モデルの女性ダニエルは、テレビ番組のエキストラ役をきっかけに知り合った青年と一夜をともにする。翌日、向かいのアパートに住む女性記者グレースは、ダニエルの部屋で青年が惨殺される場面を目撃。探偵ジョセフの協力を得て調査に乗り出したグレースは、ダニエルが…
" data-en-clipboard="true"> 今年のベストです。 山内大輔『ものの怪病院』(1月15日@シネ・リーブル梅田) マイク・ダイアナ『BLOOD BROTHERS』(3月31日@Pop! Pizza) ベン・アフレック『AIR/エア』(4月7日@MOVIXあまがさき) 安達勇貴『優しさのすべて』(4月21日@元町映画館) ポール・シュレイダー『カード・カウンター』(6月18日@シネ・リーブル梅田) リチャード・リンクレイター『バーナデッド ママは行方不明』(9月25日@MOVIXあまがさき) 蕭美玲『平行世界』(10月8日@フォーラム山形) 曽利文彦『ピンポン』(10月30…
www4.nhk.or.jp監督リドリー・スコット、主演ラッセル・クロウでおくる一大スペクタクル作品。 西暦180年、コモドゥスの謀略によってローマを追われた男マキシマスが剣闘士として戻り、コモドゥスへの失脚を果たす姿を描きます。 なんといってもすごいのが、マキシマス初め剣闘士たちによる戦いです。 当時の闘技場の雰囲気を再現し、人、動物、戦車など、バリエーション豊かな戦いが見られるのは魅力的。当時の剣闘士の過酷さが滲み出ています。 ラッセル・クロウ(マキシマス)vsホアキン・フェニックス(コモドゥス)のスター同士の熱い戦いにも注目です。放送情報グラディエーター【字幕】 4K101 NHK BS…
【アメリカのホラー映画の特徴】 殺人鬼やモンスターなどの分かりやすい怪物が主人公たちに襲い掛かるものが多く、派手な効果音やグロテスクなシーンを見せることで恐怖を体感させるものが多いのが特徴。たまに日本のホラー映画のように派手な演出を抑えて、恐怖をエンタメ化せずに恐怖として描く作品もある。最近は社会問題を盛り込んだ社会派ホラーや高尚的なアートハウスホラーがトレンドになりつつある。No. 1 テキサス・チェーンソー ビギニング 【ジャンル】 スラッシャー/スプラッター/サイコ/実話/胸糞 【STORY 住む土地に異常な執着を持つヒューイット一家は、産業が潰れてゴーストタウン化した町で、旅人や捜索に…
ハッキリ言って事前情報なしで鑑賞してもさっぱり「わけわかめ」で、鑑賞後にウィキペディアを読んで初めて、そうだったのか!とわかるような作品。・・いや、そんなん、少しくらい作品内で説明してくれても・・割と無駄なセリフが多いのに、どんな物語なのか少しでも観客に理解させるようなセリフが少なくて、なかなかじれったくはあった。お約束のクローネンバーグ映画のバイオな機器も、今観るとクラシカルでいいのかもしれないけど、やっぱり相変わらずというか、真新しさはあまり感じられないのだけど、まぁクローネンバーグらしくていいのか・・ 思えばクローネンバーグの作品を最後に劇場で鑑賞したのは、1999年の『イグジステンズ』…
クライムズ・オブ・ザ・フューチャー (監督:デビッド・クローネンバーグ 2022年カナダ・ギリシャ映画) オレにとってデビッド・クローネンバーグは別格の映画監督の一人である。なにしろ1985年に日本公開された『ビデオドローム』が衝撃的だった。当時単館ロードショー公開していた渋谷ユーロスペースにオレは10回近く通い詰め、その悪夢的な特殊効果映像をじっとりと堪能し続けた。後にも先にも劇場であれほど繰り返して観た映画は『ビデオドローム』だけである。 これまで数多くのホラー作品・非ホラー作品を撮り続けたクローネンバーグだが、特にホラー作品に於いてそのテーマは初期作品から一貫している。それは「観念の肉体…
大いなる眠り [DVD]ロバート・ミッチャムAmazon この映画の製作もまたエリオット・カストナーで、この人はアルトマンの『ロング・グッドバイ』以来、チャンドラーのフィリップ・マーロウ作品の映画化に入れあげていたみたいだけれども、本作はハワード・ホークス監督の『三つ数えろ』のリメイクということになる。 監督はイギリス人のマイケル・ウィナーとなり、脚本も彼が手掛けた。おそらくはマイケル・ウィナーの発案なのだろうが、舞台は現代のイギリスに移されている。マイケル・ウィナー監督といえばわたしは遥か昔に、ドイツ軍の捕虜だった兵士がゾウといっしょにアルプス越えして脱走する『脱走山脈』という映画を観た記憶…
裸のランチ[4Kレストア版] ピーター・ウェラー Amazon デヴィッド・クローネンバーグ監督『裸のランチ』(1991年)が「12ヶ月のシネマリレー」企画の1本として映画館にかかったので、仕事明けに見に行く。新宿武蔵野館にて。久々の再見。 原作ウィリアム・S・バロウズ。害虫駆除員のウィリアム・リー(ピーター・ウェラー)が作家になるまでの葛藤を描く。妻殺しをする事でただのジャンキ-から抜け出して作家になれたんだろ?という、作者バロウズの半生に対するクローネンバーグの解釈を盛り込んでいる。 前半の犯罪映画風のニューヨーク、後半のインターゾーンの異国趣味。ジャンキーの視野を表現したのか、映像世界は…
お話的には短編ホラー漫画数十ページで終わるような内容なのに、迫力の俳優陣とジワジワ追い詰められていく恐怖描写が秀逸。 B級ホラーかと思いきや文学的な雰囲気も漂っていたりして、すごく好きな作品でした。 家 ―HDリマスター版― [Blu-ray] カレン・ブラック Amazon (※結末について言及しています) 善良な家族の生気と魂を吸い取って家が若返る…家主を変えながら邪悪な家が数百年生きていた…というオチ。 家族が徐々に崩壊していくところとか、ラスト15分が怒涛の急展開なところとか、今みると「ヘレディタリー」に少しテイストが似ている気がしました。 家がサラーっと新品のように美しくなるラストは…