フランス国王(在位1589年〜1610年)。 フランス・ブルボン朝としては初代国王。アンリ2世とカトリーヌ・ド・メディチの娘婿。 ユグノー(新教徒)と旧教徒との争いが続くフランス王国で新教派の有力諸侯として活躍。 のち、カトリックに改宗してフランス国王となり、ナントの勅令を出して宗教和解を図った。その後も国内再建や国政改革に努めたが、1610年に狂信的旧教徒フランソワ・ラヴァヤックによって暗殺された。
みなさんこんにちは! 今回は 2024年慶応義塾大学法学部の世界史を解説します。 実際に自分も受けました。 例年難しすぎですが、今年は問題用紙を破ろうかと思いました(笑) ちなみに私はプロ講師や専門家ではないので、あくまで受験生目線で話していきます。 ただ、受験生目線で話すので難問、悪問、簡単と考えるものはみなさんと同じかもしれませんし、何より点数の取り方も参考になるかもしれません! 少しでも役立てば幸いです。 まず解説する前になぜこの記事を書いたわけを説明します。 興味のない方は解説に飛んじゃいましょう (私は過去問を解いていて、この問題みんなできるの?これは取らなきゃだめ?など などの情報…
葬送のフリーレン(週刊少年サンデー) ▶ デコンストラクション(脱構築)してみようぜ。 違いのわかる男。ジャック・デリダ (Wikipediaより引用 ①) 神格化(英語: apotheosis、アポテオーシス、アポテオシス、英: deification、divinization)とは: 天体や自然、何らかの実在・個人・集団などの、具体的な対象を神、もしくは神の域にあるなどとする扱い。 演劇研究生の女優化に成功した、映画「Wの悲劇」 Wikipedia ② apotheosisの語源はギリシア語の ἀποθεόων、apotheoun)。 日本語ではいずれの単語も「神格化」と訳されるが、キリス…
藤野先生のフランス食文化講座も6回目! 私は途中2回休んでるから、残念ではあるけど… 今回、いよいよ、ソースの時代に突入しました! フランス料理と言えばソースだもんね〜 私達は、こんな風に座学で勉強するのが好きな世代なのかも… 全盛期のイタリアから、フランス王家に嫁いだ、カトリーヌ・ド・メディチの話から講義は始まりました… 大食で有名だったというカトリーヌ… 彼女を喜ばせるために、フランス料理は進化したのでしょうか? 夫であるアンリ2世との間に、10人も子どもを作ったのに、夫の心は20歳も年上のディアーヌ・ド・ポワチエにあったから、食べることしか楽しみが無かったのかな? カトリーヌが君臨したヴ…
ローヌ川の全長812km、アルプスを源流とし南フランスを下り地中海に注ぐ大河です。 鉄道が発達するまでは此の川はフランスの物資を北から南へ南から北へと運ぶ大動脈であった。 昔ワインが初めて持ち込まれたのがマルセイユで其処から上流地域に広がっていったのもローヌ川のおかげであった。 葡萄畑が広がっています。 起源前600年頃には既に葡萄の栽培が行われていたというローヌ川流域。 ローヌ川の支流ガルロン川 「ポン・デュ・ガール」 ローマ時代の建造物で1985年世界遺産に登録された。 完成したのは諸説有り、紀元50年頃とも紀元前とも言われている。 水を運ぶ為の水道橋、高さ48m、橋の最上部を流れていたが…
コンコルド広場の前に広がる広大な庭園はテュイルリ庭園。さてここからパリ1区に入ることになる。パリはこの1区を中心に時計回りの渦を巻いて20の区が並んでいる。1区には3つの宮殿があった。あったというのは今は2つしかないからである。ルーヴル宮殿,テュイルリ宮殿,そしてパレ・ロワイヤル。 もっとも古いのがルーヴル宮殿で,ご存知現在のルーヴル博物館である。ルーヴルの原型がつくられたのは13世紀はじめ,国王フィリップ2世のころである。宮殿というより城砦としての役割が与えられていた。 フィリップ2世はカペー朝第7代の王で,世界史史上,第三次十字軍やプランタジネット朝(イギリス)との抗争で知られる。オーギュ…
フランスの王制も頂点に達したと言える、ルイ14世の時代、ヴェルサイユ宮殿で繰り広げられた宮廷生活は華やかであった一方、宮廷作法(エチケット)というものが非常に強く意識されていました。 エチケットとはいえ、現在の日本におけるような言葉の使い方とは少し違うようで、宮廷人の身分と職種によって非常に細かく定められた規範のことであり、それを少しでも違えると周囲の人々を巻き込んでの大問題となるような状況でした。 そのため、本書副題にもあるように「マリー・アントワネットも困惑した159の儀礼と作法」に見える、他国からやってきた王妃や外交使節、宮廷外の人々にとっては困ったものだったのかもしれません。 なお、そ…
2.二日目(7月7日(土)) 二日目旅程:マンド→サンテニミー→サンシェリー・ド・タルン→レ・ヴィーニュ→ベルカステル→サン・シル・ラポピー サマータイムなのでまだ薄暗いが朝食前にホテルをスケッチ。屋根の格好が面白い。朝食を済ませN88、D986経由でタルン渓谷のサンテニミーへ向かう。 「マンド、ホテル・ラ・フランセ」 F0 水彩 朝食 サンテニミー タルン渓谷が最も狭くなった場所にある中世の面影を残す小さな村。フランスで最も人口の少ない(200人ほど)村として知られる。「フランスの最も美しい村」認定。村の魅力は木組のハーフティンバーの家々、あちこちにある古い石畳の小路やアーケード型の通り抜け…
マレ地区にあるヴォージュ広場は、パリの3区と4区をまたがるマレ地区にある歴史的建造物となった広場です。 ヴォージュ広場にはスリー館も隣接しています。 この記事では、そんなヴォージュ広場の紹介と、その周辺の建物やカフェをご紹介します。 【2024年】サンポール駅はマレ地区にあり、駅前にはカフェが集中しています。1軒を追加、アップデートしました。 [:contents] マレ地区とヴォージュ広場の歴史 マレ地区は現在アーティティックな場所としてパリの観光名所になっていますが、作家のアンドレ・マルローが文化相として地区整理をするまでは、今のようなおしゃれば場所ではなかったのです。 ジャック・ラング文…
ヨーロッパの王たちは「綽名」というものが広く用いられていました。 「太陽王ルイ」とか「獅子心王リチャード」といったものですが、他にも多くのものがあったようです。 これは、ヨーロッパの風習として同じ名前を持つ場合が多く、ルイ13世、ルイ14世などと呼ばれますが、その時代ではそれでは分かりにくいためにその王の特徴をとらえた綽名というものが用いられるようになったものです。 中にはかなり不名誉なものもあり、本人が納得して用いられたものではないのでしょうが、うまく特徴を言い表している場合が多いようです。 10世紀の西フランク王国では、カロリング家とロベール家から王が出るという状態でしたが、結局はロベール…
20231227(了) 「怖い絵 2」 中野京子 作品1 レンブラント『テュルプ博士の解剖学実習』 1632 作品2 ピカソ『泣く女』 1937 作品3 ルーベンス『パリスの審判』 1632-35 作品4 エッシャー『相対性』 1953 作品5 カレーニョ・デ・ミランダ『カルロス二世』 1675頃 作品6 ベラスケス『ラス・メニーナス』 1656 作品7 ハント『シャロットの乙女』1905 作品8 フォンテーヌブロー派の逸名画家『ガブリエル・デストレとその妹』1600 作品9 ベックリン『死の島』 1880 作品10 ジェラール『レカミエ夫人の肖像』 1805 作品11 ボッティチェリ『ホロフ…
今日は、9:30にサントチャペル 12時にオペラ座の予約を入れているので、その間に凱旋門に行くことにした。 バスやメトロに何度も乗るので、昨日、メトロのオペラ駅でナヴィゴイージーに一日乗車券をチャージしておいた。 google mapとcitymapperというアプリを使って、どの方法で行くのがいいのかを調べた。特に、citymapperは、遅延や止まっている路線がすぐに反映されるので便利だ。 8:40頃、出発。オペラ座近くのバス停から21番バスに乗る。 バス停はいくつかあって、何番のバスが止まるのか、 あと何分で来るのかも表示があり、わかりやすい。 ちなみに、乗りたいバスが来たら、手を挙げて…
フランスでもカトリック派とユグノー派の対立が発生します。ユグノー派とはフランスのカルヴァン派の事です。やがてユグノー戦争という内戦にまで発展します。これに待ったをかけたのがアンリ4世です。ユグノー派である自らをカトリックへ改宗し、ユグノー派に対しても信教の自由を与えました。かくして事態を収拾したのです。
モンテーニュ『エセー』第1巻第29章(第28章)「エチエンヌ・ド・ラ・ボエシーによる二九篇のソネット」を読了する。 Essais, Les作者:Montaigne, Michel DeImprint unknownAmazonエセー〈2〉作者:ミシェル・ド モンテーニュ白水社Amazon Madame, je ne vous offre rien du mien, ou par ce qu'il est desjà vostre, ou pour ce que je n'y trouve rien digne de vous. (p.196) 奥さま、ここであなたには、わたくしのものは何も差し…
どうも 最近 末端冷え症の疑いがかけられ 冬本番が不安な伊豆です。 今回「12月11日」も張り切っていきましょう! ブログ説明 このブログは童心を捨て去り競馬とワインに魂を売った「売りそう」 歴史好きの人間「伊豆」が東京の大学に入学する過程を描いていく そんな完全自己満なブログとなっております。それではご賞味ください。 youtube.com 12月11日 予定 国語系 漢字 日本史 明治維新 世界史 絶対王政 英語系 動名詞 鉄壁英単語 韓国語 単語帳 doulingo 世界史コンテンツ 何かしら 動画編集 加藤純一と奏でるパンチクラブ youtube.com 12月11日 結果 国語系 漢…
モンテーニュ全集 (9) モンテーニュ書簡集作者:モンテーニュ白水社Amazon 関根秀雄訳のモンテーニュ全集を立て続けに2回通読した。 関根訳は書誌的な注釈はあまりないけれど、ところどころに挿入される解説的な注釈がとてもありがたい。全集は絶版になっているから古書で探すしかないが(たぶん豊富に出回っている)、『随想録』だけなら国書刊行会から最終訳(何度か改訳している)が一冊にまとめて出版されている。ただ、ちょっと高いので気軽には勧められない。私もお金があれば買いたいとは思うが、まだ持っていない。 来年は宮下志朗訳、再来年はおそらく原二郎訳を読む。 最終巻に収められているのは、書簡、家事録、書斎…