オンライン試写にて。巨匠マニラトナム監督、音楽A.R.ラフマーン、主演のヴィクラム、アイシュワリヤー・ラーイら錚々たる顔ぶれで送る壮大な歴史絵巻の前編。10世紀に実在したというチョーラ王朝を舞台とするベストセラー小説「ポンニ河の息子」の満を持しての映画化で、原作のことも歴史もわかってない自分ゆえ王家をゆるがす権謀術数の背景や敵味方入り乱れる人物相関図がそこそこ頭に入ってくるまでにいささか時間がかかってしまいましたが中国の大作時代劇(王朝の陰謀系)とも通じるスリル感とスケール感にわくわく。大女優アイシュワリヤー・ライの相変わらずの美しさとゴージャスさに加えミステリアスで復讐の女神的な存在感が絶品…