The End of the Affair
1946年のロンドン。作家モーリスは、旧友ヘンリーから相談を受ける。ヘンリーの妻サラが浮気をしているらしいというのだ。かつてモーリスとサラは愛人関係だったが、2年前に突如サラが去って2人の関係は終わりを告げた。サラを忘れられないモーリスは、ヘンリーの話を聞いて激しい嫉妬心を燃やし、探偵を使ってサラの調査を依頼する。
グレアム・グリーンの名作小説二度目の映画化。ミステリアスな不倫ものから始まって西欧人の宗教観に発展する物語は、いかにもグリーンらしい。美しい撮影も見もの。