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こうま座

(サイエンス)
こうまざ

[英] Equuleus
こうま座は、北天の星座の1つで、トレミーの48星座のひとつ。
全天88の星座の中で、みなみじゅうじ座の次に小さく、仔馬の頭のみが描かれている。
夜に近い夕暮れ、秋の空に浮かぶペガスス座のすぐ鼻先にある。ごく小さな淡い星で描かれているが、明るさのそろった4個の星でできた「ペガススの大四辺形」を目印にすると、見つけやすい星座である
プトレマイオスの48星座にも加えられている星座だが、実際には、それよりずっと古く、ギリシアの天文学者ヒッパルコスによって設定されたものとも伝えられている。

恒星

  • α星:キタルファ
  • γ星:りょうけん座アルファ2型変光星

神話

ペガススの弟にあたるケレリスの姿で、伝令神ヘルメスが乗馬の名人ふたご座のカストルに与えたものとされている。仔馬の頭しかないので、かつては「馬の一部」「馬の頭」などとさまざまによばれていた。また、いるか座の一部とされていたものを独立させた星座、という一説もある。

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