読んだ本の書評を書く人のグループです。
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中国という困った隣人は一体何を考えて行動しているのだろう。それを分析した元シンクタンク上級顧問の書である。 ルトワック氏によると20世紀末から21世紀初頭にかけて、中国は世界の市場に平和的な形で参入した。氏はこの戦略を「中国1.0」(チュウゴクではなくチャイナと読みます)と呼ぶ。そして、それは極めて優れた戦略であり成功するかに見えた。 ところが、2009年にリーマンショックが起き、西側諸国のダメー…
目次 恋愛工学とは 男子総草食化時代における恋愛技術 心を捨ててマシーンになる 基本は、女性をけなすこと 温情主義的な報酬を与える 女性は動揺し、ドキドキする 恋愛工学にかからない女性は「欠陥品」 恋愛工学は確率に賭ける 恋愛障害とは 対等なパートナーシップ作れない障害 自尊心が低く、寂しさを埋めたいが、愛し方を知らない 寂しさに耐えられない恋愛障害者 恋愛工学と恋愛障害の出会い 恋愛工学は恋愛障…
出生前診断はデリケートな問題です。私は38歳という年齢柄、悩んだほうです。 ダウン症候群の赤ちゃんを妊娠する確率は、母親の年齢上昇に伴い高くなることが知られています。そして、妊娠初期におなかの赤ちゃんがダウン症かどうか検査することができます。 私が通っていた病院は、検査をすすめない方針でした。妊婦側が希望した場合のみ、遺伝カウンセリングを受けてどの検査を行うか、決定することになります。 どんな検査…
「美人だ」とか「運動神経がいい」だとか、人の形質は「親からの遺伝だ」と考えるのが一般的であるように思います。「頭がいい」というのもそうです。 大学の頃の専攻が生物学で、遺伝子関連の研究をしていた私からすると、このような考えは少し違和感があります。 人間の形質はもちろん遺伝もするのですが、生まれてからの環境によって左右されるところも大きいのです。 まぁ「美人」というのは完全に外見の形質なので遺伝の影…
綾辻行人の「フリークス」を読了しました。 「殺人鬼」の次は「フリークス」です。 精神科病棟を舞台にした奇妙な短編集。 ホラー要素のあるミステリーです。 前回は外からの暴力でしたが ぜひ。 フリークス (角川文庫)作者: 綾辻 行人出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/04/23メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 18回この商品を含むブログ (7件) を…
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