読んだ本の書評を書く人のグループです。
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世界三大宗教のひとつである仏教(般若経)には、中心に「色即是空」の教えがある。 色即是空(しきそくぜくう)とは、般若心経(はんにゃしんきょう)の一節であり、大乗仏教を象徴するフレーズでもある。 般若心経は古来より伝承され、現代でも多くの仏教宗派で重視されるだけでなく、一般庶民にも広く親しまれている。 本稿では、そんな般若心経の意味と、般若心経が現代まで伝わった理由について解説したい。
(承前) * 重病人の日記ながら全体としてはあまり悲壮感はありません。 どこか間が抜けていて、どうでもいいような日常的な話題も多く挿まれます。 このふしぎな暢気さが実に魅力的です。
60分で名著快読 三国志 (日経ビジネス人文庫) 体系的にまとめられた解説本というよりは、あれやこれや思いついたところから三国志世界を見渡して話題を取り出し、適度に整理して見せるエッセイのまとまりといった感じ。 肩肘張っていない文体と構成なので、比較的読みやすい。 ただ著者の個人的な三国志との関わりから始まる序論は、日本における三国志受容を世相との関連をにおわせながら振り返るものになっており、学術…
女性自身 2016年 1/26 号 [雑誌] ベッキーと大きく書かれては思わず読まずにいられなかった女性自身。 野次馬根性が出てしまったが、内容は興味深い。 電撃的とも思われたベッキーの不倫愛騒動だが、実際は昨年から複数筋に持ち込まれていたらしい。 とくにLINEのメッセージが流出していることから明らかに情報源はベッキーか川谷の身辺者。 女性自身の書きぶりでは川谷周辺といった感じだが。 ベッキーを…
2つのブログを以下のライブドアブログに移転しました。 knowledgeable.blog.jp sakaijun.blog.jp 知人に勧められてライブドアブログに移行しましたが、何かあれば、またはてなブログに戻ってくるかもしれません。今後とも何卒よろしくお願い致します! 以下、ホームページとなります。 sakaijunsoccer.appspot.com sakaijun.blog.jp
いいと思うことをなぜいいと思うか、考えるようにしなさい。5年もすれば、ものを作る人になっているはずです、と、この本に書いてあった。広告コピーってこう書くんだ!読本作者: 谷山雅計出版社/メーカー: 宣伝会議発売日: 2007/05/15メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 379回この商品を含むブログ (84件) を見る 上司が今朝、ネームがうまく書けず悩む私に、「数多あるコピーの本の中で…
1902年に締結された日英同盟は、20世紀初頭の日本外交を代表する同盟であり、日論戦争・第一次世界大戦というふたつの戦争に影響を与えました。本書は、元自衛官である筆者が、日英同盟の歴史を振り返りながら、現在の日本の安全保障についても論じようとするものです。 しかし、後述するように、その内容はあまりにもひどいもので、日英同盟についての概説書としても、日本の安全保障について論じた本としても、評価できる…
安全保障関連法案が世論を刺激している影響の中で、「憲法9条インターネット国民投票」と銘打ったウェブサイトを発見した。 <a href="http://first-read-to-yourself.com/#" data-mce-href="http://first-read-to-yourself.com/#">あなたの一票が日本を変える。憲法9条インターネット国民投票!</a>first-rea…
一夜目:日本文学編 夏目漱石『三四郎』(1909) 私が夏目漱石の『三四郎』を読んだのは、かれこれ3ヶ月程前でした。今まで『坊っちゃん』や『こゝろ』、『吾輩は猫である』、『夢十夜』は読んだことがあったのですが、何故か『三四郎』は読んでいませんでした。春先にAmazonの電子書籍Kindleを買ってみたら、何と漱石先生の小説が無料で読めて感無量でしたね。でも、後から知ったのですが、パソコンでもスマー…
あらすじ ある夜の事人知れず世界が変わろうとしていた。寝静まった一軒の家、高校生の泉新一のもとに人間の脳を食べ寄生するパラサイトの卵が降ってきた。パラサイトは寝ていた新一を襲うが抵抗され脳への侵入に失敗、拍子で右腕に宿ってしまう。右腕を食われた泉新一と右腕に寄生したパラサイトとの奇妙な生活が始まる。(『寄生獣 セイの格率』公式サイト stage;1 より) 感想 寄生獣 セイの格率(全24話)終わ…