読書好き
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あけましておめでとうございます。新年一発目は第156回直木賞の候補作に選ばれている森見登美彦さんの夜行です。 夜行 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/10/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (18件) を見る あらすじ 京都で学生時代を送っていた男女6人。彼らは京都で毎年行われる鞍馬の火祭に来ていた。そこでメンバーの1人である長谷川さんが突如として姿…
「雪渡り」は「キックキックトントン」などのリズミカルなオノマトペや、「堅雪かんこ凍み雪しんこ。狐の子ぁ嫁ぃほしいほしい」という「花いちもんめ」のような楽しい掛け合いが印象的な作品である。雪国育ちの人であれば、晴れた朝の通学路で、一枚の板になった雪を、丸型やハート型にくり抜いて遊んだ日々を彷彿させる郷愁を覚える作品でもある。 物語の舞台は、賢治作品の多くがそうであるように里山であり、山と人里の境界で…
最近、速水健朗さんの著書、東京どこに住むを読みました。といっても、読み終わってから少し時間がたってしまったのでうろ覚えな部分もありますが、忘れないうちに感想を残すことにします。 本書解説動画リンク 本書の内容の簡単な要点確認 都市部の再定義 東京内格差 近年の住みたい都市の特徴とは 新たな都市の指標 なぜかつては東京の西へと郊外化が進んだのか 自然に任せれば都市化は進むもの 都市化のインセンティブ…
<だれでも一度は思う、「ロシア広すぎワロタw」> 子供のころ、世界地図を眺めていて、ロシアという国の異質さに度肝を抜かれたことがある。 ユーラシア大陸の北側をのっぺりと埋め尽くすように広がる国土。 住める場所も限られているような厳寒の地に根を張り、歴史を塗り重ねてきたロシという国に、幼いながらも妙に引き付けられたのを覚えている。 「世界中のどの国とも性質の異なる、得体のしれない奥深さを持った大国」…
海外に出ると、日本では見かけないような本格的な物乞いを見掛けたり、思わぬ差別の現場に出くわすことが珍しくない。それを目撃することが「海外に行って価値観が変わった体験」とかなんとか、いう人もいる。 価値観が変わったっていう表現はお客様っぽくて好きじゃないけど、日本では見られないむき出しの現実みたいなものが垣間見られるのも確かで、そういうシーンに出くわせば、なるべく心にとめておこうと思っている。そんな…
いまから五年くらい前のこと。ぞっこん惚れこんでいるのに、なにひとつ感想めいたことを書けない、という奇妙な作家と出会った。リチャード・ブローティガンである。『アメリカの鱒釣り』、『芝生の復讐』、『愛のゆくえ』などを読んで、もうとんでもなく好きになってしまったのだが、一冊、いや、一篇あたりの、「気に入る文章含有率」が高すぎて、もうなにも書く気にはなれなかったのだ。このままじゃあいかん、と思っていたとき…
目次 恋愛工学とは 男子総草食化時代における恋愛技術 心を捨ててマシーンになる 基本は、女性をけなすこと 温情主義的な報酬を与える 女性は動揺し、ドキドキする 恋愛工学にかからない女性は「欠陥品」 恋愛工学は確率に賭ける 恋愛障害とは 対等なパートナーシップ作れない障害 自尊心が低く、寂しさを埋めたいが、愛し方を知らない 寂しさに耐えられない恋愛障害者 恋愛工学と恋愛障害の出会い 恋愛工学は恋愛障…
// 深夜のまさりんです。深夜に書いて次の日に出します。 酔っていないのですが、夕方というより夜にジョギングをしたために、ちょっと身体がほてっているまさりんです。 1,真田丸は三谷作品 2,役所が好む、きれいな生きる力。 3,真田丸の昌幸が持っているのは生きる力だ。でも、周囲からすれば。 4,でも昌幸って……。 1,真田丸は三谷作品 大河ドラマ「真田丸」が流行っている。「真田丸」とは大坂の陣で幸村…
出生前診断はデリケートな問題です。私は38歳という年齢柄、悩んだほうです。 ダウン症候群の赤ちゃんを妊娠する確率は、母親の年齢上昇に伴い高くなることが知られています。そして、妊娠初期におなかの赤ちゃんがダウン症かどうか検査することができます。 私が通っていた病院は、検査をすすめない方針でした。妊婦側が希望した場合のみ、遺伝カウンセリングを受けてどの検査を行うか、決定することになります。 どんな検査…
こんにちは。 いつも読んでくださっているあなたにお詫びです。 毎日更新のこのブログですが、しばらくの間、お休みさせていただきます。 理由は、今の活動の時間確保です。 学校での脳に関する研究とわくわく勉強パートナーとしての活動が忙しすぎるので、そちらに集中します。 わくわく勉強パートナーって? わくわく勉強パートナーは、あなたのお子さんが「自ら楽しく学ぶ技術」を身につけるお手伝いをします。 そのため…
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