Hatena Blog Tags

arctan

(サイエンス)
あーくたんじぇんと

 \arctan xは,「タンジェントの値がxになるような角」を返す関数.なお,関数値を一意に決定するため,ふつう値域は-\frac{\pi}{2}\lt\arctan x\lt\frac{\pi}{2}に限定される.
 たとえば,\arctan \frac{1}{\sqrt{3}}=\frac{\pi}{6}\arctan (-1)=-\frac{\pi}{4}のようである.
 
 定義から当然.合成関数\arctan (\tan x)=x(恒等関数) である.
 \arctan xのことを\tan^{-1}xとも書く.このときこれは\frac{1}{\tan x}とは区別されなければならない.\frac{1}{\tan x}はふつう\cot xのように書かれ,コタンジェントと読む.余接ということもある.

リスト::数学関連

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ