Alan Alexander Milne(アラン・アレクサンダー・ミルン)作の児童文学小説。
和訳での名称『くまのプーさん』もしくは『クマのプーさん』
1926年。Alan Alexander Milneが息子のChristopher Robinの1歳の誕生日に、クマのぬいぐるみを買ってあげた。このクマを暖炉の前でのお話に出したことから物語が始まる。木の上からミツバチの音を聞いたPooh、木を見上げながらいろいろ考える。自分が食べるためにハチミツを作っていると思って木に登るも、あとちょっとで枝が折れてハリエニシダの木に落っこちてしまう。なんとかハチミツを食べようと考えたPoohはChristopher Robinの元へ...
もともと、Christopher Robinが買ってもらったクマのぬいぐるみはEdward Bearなどと呼ばれていた。そのうち、クマくんが自分のためだけの素晴らしい名前が欲しいといったことから、Christopher Robinが迷わずWinnie-the-Poohと名づけた。その後、EeyoreやPigletなど他のぬいぐるみたちが加わり、同時に彼らもお話に加わるようになる。
Poohは頭が悪いものの、素晴らしい詩を数多く作っている。また、頭が悪いからこそいろいろな考えごとをしており、大水の時にはThe Floating BearやThe Brain of Poohなどの船を発明している。
物語の舞台となる100エーカーの森(百町森)は、イギリスのコッチフォード・ファームがモデルになっている。Milneはよく家族で休暇にここを訪れ、Christopher Robinは実際に森で遊んでいた。挿絵を描いたE. H. Shepardもここでスケッチを繰り返し、それが本の挿絵に描かれている。森を歩くと、Eeyoreの湿っ地やPoohsticksで遊んだ橋が、挿絵の通りに蘇ってくる。
多くの本があると思われるので、一部のみを列挙する。
WinnieーtheーPooh (Yohan Pearl Library 48)