Variable valve Timing and lift Electronic Control systemの略称。
ホンダが開発した4サイクルエンジン用の可変バルブタイミング・リフト機構を指す。
高回転高出力のハイカムと低回転トルク重視のローカムの2つをカムシャフトに設け、これをエンジン回転数に応じて油圧で切り替えられるようにする。
こうする事でレーシングカー並みのリッター100馬力というハイパワーと、日常における使い勝手の良さを両立させる事ができるようになり、1989年に2代目インテグラに搭載されて以降「ホンダ車のエンジン=VTECエンジン」と呼ばれるほどに普及していく。
現在でも様々な改良を経てi-VTECと名前を変え、依然としてホンダ車エンジンの主要技術であり続けている。