SF小説『2001年宇宙の旅』『2010年宇宙の旅』やそれを映画化した『2001年宇宙の旅』『2010年』などに登場する、人工知能を備えたコンピュータ。
映画版では1992年1月12日、小説版では1997年同日に誕生したとされている。
木星探査のための宇宙船ディスカバリー号に搭載され、船内すべての制御をおこなっていた。製作者はチャンドラー博士。同型機に SAL9000 がある。
HALはIBMを1文字づつずらして命名されたとする説が根強いが、劇中では "Heuristically programmed ALgorithmic computer" ということになっている。