作曲家ドミトリー・ショスタコーヴィチ(D. Schostakowitsch; ドイツ語表記)の最初の4文字をとったもの。ドイツ語音名のD-Es-C-H(イタリア語でのレ-ミ♭-ド-シ)を意味する。 ショスタコーヴィチがバッハ(BACH)の音階に習ってこの音階を自らの曲の所々に織り込んでいる。 この音階が使われている曲には,ヴァイオリン協奏曲第1番,交響曲第10番などがある。
https://www.youtube.com/watch?v=zT5tly4U1lQ 本スクリプトの動画はこちらからどうぞ (Pre-Concert Talk) The internationally acclaimed Kahchun Wong, talks about the 20th century Russian master's remarkable Chamber Symphony. 2020/09/25 黃佳俊 世界を舞台に活躍中のカーチュン・ウォンが、20世紀ロシアを代表する作曲家ドミトリー・ショスタコーヴィッチの「室内交響曲」について、オンラインコンサートに向けてのプレトー…
ベスト・オブ・コンテンポラリー 一人の現代作曲家の音楽を深く聴き込み、分析を試みる当企画はとにかく準備が大変で全く回を重ねられないままになっていたが、やっと重い腰を上げて一本書いてみようと思い、かねてからの懸案だった作曲家、ガリーナ・ウストヴォーリスカヤを取り上げることにした。 まずは彼女の経歴を簡単に紹介しよう。 Galina Ustvolskaya ガリーナ・ウストヴォーリスカヤは1919年にロシアのペトログラードに生まれた。ロシア人はミドルネームに父の名を持つので、彼の父はイワノフであったことがわかる。 レニングラード音楽院にてショスタコーヴィチに師事し、その後母校に奉職し自らも教鞭をと…