Book Review 35-2 仕事 #舟を編む 『#舟を編む』(三浦しをん著)を読んでみた(再読)。 著者は、父親が上代文学・伝承文学研究者の三浦佑之。直木賞を受賞。本書は本屋大賞に選ばれる。 本書は辞書の編集に携わる人たちの話。一見すると小説になりそうにない地味な内容に思えるが、意外と読んでみると面白い。過去に一度読んでいるが、その時はあまり印象に残らなかった。この度、NHKで放映されている連続ドラマ(全10話)を見て再読した。連続ドラマは本書の後半から始まる感じで、前半部分はドラマの展開の中で明らかにされるので、先にドラマを見てから本書を読むと、二度おいしい感じがする。ということで、ド…