将棋界で最も歴史のある棋戦。持ち時間は各6時間。午前10時開始で1日制。そのため終局は深夜に及び、日をまたぐことも珍しくない。
主催は朝日新聞社、毎日新聞社。協賛に大和証券グループ。
A級順位戦の優勝者は挑戦者として名人戦に出場できる。
年間の対局が保証されるという意味で棋士の基本的な収入源とされ、この棋戦での成績は重要視される。またクラスによって棋士の格が決まるため、毎年誰が昇級するか、誰が降級するかといった事が多くの将棋ファンの関心事になっている。
A級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の5つに分かれて、1年間かけてリーグ戦を行う。
各リーグの成績上位者は上のリーグへ昇級、また成績下位者は下のリーグへ降級となる。
また最も下のリーグであるC級2組から降級すると棋士はフリークラスに入り、規定の成績を収めなければ順位戦に復帰できない。*1
A級で1位の成績を残した棋士は名人への挑戦権を得るが、C級2組からスタートした場合は名人挑戦までは最短でも5年かかる。
リーグ内での順位が翌年の昇級、降級争いに影響するため1番1番が大きい対局である。
*1:三段リーグ次点2回でフリークラスからプロになる規定があり、そうしたプロは順位戦に参加することが一つの目標となる。
前回は解説するの忘れてた。中継はなかったので棋譜は不明ですが。 4回戦の相手は磯谷女流である。アマチュアの大会でパンツはいてないような服が印象に残っている。 その後プロ入りしたのだが、年齢的にも棋力でも鎌田女流よりも上そうなので勝てないと思っていたら勝っていた。 5回戦の相手は久保翔子女流で棋士の久保九段の娘さんである。ただ久保女流もデビューしてから勝率は芳しくない。だから鎌田女流勝てるかなと思っていたら負けていた。 鎌田女流、勝率は3割くらいと最低クラスなんだよね。ただ石田九段の動画では今年度から柏市の高校に進学するということでこれまでは受験勉強に力を入れてたのかなと好意的に解釈しておこう。…