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非常勤講師

(一般)
ひじょうきんこうし

大学、専門学校から小学校まで、教育機関において科目ごとに時限契約ではたらく講師。
専門学校などでは、人件費コストを下げるために、講師のほとんどが非常勤であることも珍しくない。

大学の非常勤講師は、本来は専任の勤務校を持つ教師のアルバイト的な意味合いが強かったが、現在では非常勤講師を大量に雇用することを前提に大学経営がなされている場合が多く、複数校をかけもちする非常勤専門の講師も多い。講師は1年契約なので、大学のカリキュラム改変の際などの雇用調整の犠牲になることが多い。

大学の非常勤の給料は、90分の授業を月4回行って、2万円から5万円程度が相場。授業期間中以外は給料が出ない場合も多い。非常勤専門の教員の多くは300万以下の年収であり、他のアルバイトを掛け持ちしなければならない場合などの例も報道され、問題となっている。

小中高の公立学校においては、2割程度が非常勤と常勤を含めた講師で構成されているという指摘もある。正規採用と比べて教育能力は劣らないとみなされている一方で、適切な研修を受けることができない、生活が不安定、夏季休暇中の給料がないなどのインセンティブバランスの問題が指摘されている。

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