戦争中にわずか3カ月で58機を撃墜した帝国陸軍航空隊無双のトップエースがいました。篠原弘道准尉です。(日ソ衝突:ノモンハン事件) 1939年(昭和14年)5月から9月にかけて、満洲国とモンゴル人民共和国の間の国境線を巡ってノモンハン事件が発生します。 (愛機は九七戦闘機) このとき、飛行第11戦隊第一中隊に篠原弘道准尉が所属していました。篠原は栃木県出身。1931年(昭和6年)に現役志願兵として陸軍に入隊し、2年後に航空兵に転科して所沢飛行学校に入校します。 篠原弘道准尉の愛機は九七式戦闘機です。九七戦闘機は旋回性に優れていました。下の写真を見てわかるように当時はまだ脚が固定式でした。 (初陣…