一国の宰相が、地方の漁港を訪れ、住民らと刺身を食し、獲れたエビを手に取って微笑み撮影に応じる。心温まる光景のように見えます。住民の声に耳を傾け、地域の文化に触れることで、それが政策に活かされ、地域の文化が守られたり、海の環境が保全され、また漁業の発展につながっていけば、良いことのように思えます。それが理想的な姿なのかもしれません。 しかし、現実は異なるようで、その場では爆発音が鳴り響き、その宰相は慌ててその場から逃げていきました。悲しい現実です。 国のリーダーが襲われる事態が続きます。そのたびに選挙期間における要人警護が見直されたりします。それはそれで必要なことでしょう。ただそれで十分なのでし…