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道南いさりび鉄道

(地理)
どうなんいさりびてつどう

[英語表示] South Hokkaido Railway Company
道南いさりび鉄道株式会社は、北海道函館市に本社を置き、2016年 3月26日の北海道新幹線新青森駅新函館北斗駅間部分開業にあわせて、北海道旅客鉄道(JR北海道)から江差線五稜郭駅木古内駅間(営業キロ37.8km、駅数12駅)の運営を引き継いだ第三セクター鉄道事業者。
設立者は北海道、函館市、北斗市、木古内町の1道2市1町で、設立時の出資金は2億2600万円で現在は4億6600万円。

沿革

2014年8月1日、北海道道南地域並行在来線準備株式会社として設立*1
2014年10−11月、会社名募集が実施され、応募総数6,207件のなかから、会社名選考委員会による選考で「道南いさりび鉄道株式会社」が選ばれ、株主総会での承認を経て新会社名として決定した。
2015年1月1日、北海道道南地域並行在来線準備株式会社から道南いさりび鉄道株式会社に商号変更。
2015年 6月29日、江差線(五稜郭駅〜木古内駅間:37.8km)の第一種鉄道事業許可について、国土交通省が許可。
2015年 8月 1日、本社を札幌市から函館市に移転
2016年 3月26日、道南いさりび鉄道線開業。

経営計画

北海道と沿線3市町が取りまとめた経営計画最終案によると、概要は以下の通り。

  • 経営分離までに検査、修繕をJR北海道が実施する。
  • 鉄道資産譲渡額を16億円程度とする。  
  • 単線・交流電化の江差線の設備を第三セクター鉄道会社が引き継ぐ。
  • 旅客列車は採算性を考慮して気動車で運行する。
  • 第三セクター鉄道会社はJR北海道からキハ40形気動車9両を譲り受ける。
  • 運転本数と時刻は現行の普通列車を基本とする。
  • 第三セクター鉄道会社の列車が五稜郭駅からJR函館駅まで乗り入れる。
  • JR貨物が運行する貨物列車は現行と同じ電気機関車による牽引とする。
  • 運賃水準は現行JR運賃と比較しておおむね1.3倍程度に値上げする。
  • JR函館駅と三セク鉄道会社区間内の各駅間を普通乗車券で利用する場合は、平均50円の乗継割引を適用する。定期乗車券で利用する場合には、第三セクター鉄道会社、JR北海道双方で割引を適用する。

主要株主

  • 北海道
  • 函館市
  • 北斗市
  • 木古内町
  • 日本貨物鉄道株式会社
  • ホクレン農業協同組合連合会

*1:当初は2014年5月に設立予定だったが、江差線内での貨物列車脱線事故等により、約3か月ずれ込んだ

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