歴史や歴史学の分野で用いられる区分。大雑把に言えば近代の歴史。
いわゆる三分法では「近代」と「近世」と同一視されるが、近世史を別カテゴリーとする方が多いと思われる。
広義には「現代史」を含むが、狭義には省く。簡単に図式化すると以下の通り。
先史時代→古代→中世→近世→近代→現代
よって、「近代以降現在までの歴史」という点を明示したい場合は「近現代史」との語を用いることも多い。
「近代」がいつ始まるかは国によって異なるので、いちがいに言えない。西洋史的にはフランス革命から始めることが多いか。
日本の場合は明治維新から敗戦まで(もしくは現在まで)。
中国史だと、アヘン戦争以降とするのが無難か*1。
*1:義和団とか辛亥革命で区切るのも、一応はありかもしれません