リスト::学者::社会科学 ・所属 一橋大学大学院法学研究科教授、元立命館大学法学部教授(専門:刑事訴訟法、少年法、刑事拘禁法) ・学位 一橋大学博士(法学)1961年、福井県生まれ。1985年、一橋大学法学部卒業。 ・主な所属学会 日本刑法学会、日本犯罪社会学会、日本法社会学会 ・主な著書 『少年司法の再構築』(単著 2003年 日本評論社) 『「改正」少年法を検証する」(編著 2004年 日本評論社)
少年司法の再構築 (立命館大学法学部叢書)
「改正」少年法を検証する―事件とケースから読み解く
1992年に福岡県飯塚市で小学1年の女児2人が殺害された「飯塚事件」。元死刑囚の妻による第2次再審請求で、福岡地裁は非公開審理を終え、再審開始を巡る決定が4月以降に出る見通しとなった。同月には、事件関係者に密着したドキュメンタリー映画「正義の行方」の上映が始まる。監督の木寺一孝さん(58)が描いたのは、死刑執行後だからこそ、より鮮明に浮かび上がる「人が人を裁く重み」だった。(西田直晃) ◆制作期間10年超、それぞれの述懐の「熱量」 「30年以上前の事件であっても、登場人物の誰もがはっきりした記憶を持ち、自分自身の感情の揺れをそのまま語ってくれた。それでいて熱量もあった」 映画「正義の行方」につ…